ダイエットのためにお金を払う夫
千葉県在住のMさん(40代)は、夫のスポーツジム通いにモヤモヤしています。
夫は数カ月前から「健康診断で生活習慣病のリスクを指摘され、ダイエットのために 」と言ってジムに通っています。運動すること自体は良いことですし、健康を気遣う姿勢にも異論はありません。
しかし、その運動の仕方がどうしても理解できないのです。
休日になると夫はスポーツウェアに着替え、「運動してくる」と家を出ます。その姿だけ見れば健康的な中年男性ですが、向かう先は自宅からそれほど離れていないスポーツジムです。
車で向かい、自転車をこぐ
夫はジムまで必ず車で行きます。
歩けば20分ほどの距離ですが、「暑いから」「疲れているから」と車を使うそうです。
そしてジムに到着すると、エアロバイクをこいだり、ランニングマシンで歩いたりしています。
「車で移動してから、自転車をこいだり歩いたりする意味がよく分からないんです。家から歩けばお金もかからないのに」
もちろん汗はかいていますし、本人も真面目です。しかしMさんには、「その運動、ジムまで歩いて行けば無料でできるのでは」という思いが消えません。
家では面倒がるのに
さらに不思議なのは、夫が普段はあまり体を動かしたがらないことです。
2階にものを取りに行くのを面倒がり、近所の買い物でも車を使いたがります。
ところがジムでは熱心に運動します。
「家の階段は嫌なのに、ジムでは階段昇降マシンを使っているんですよ」
Mさんはその姿を想像するたび、なんとも言えない気持ちになるそうです。
運動後のご褒美までセット
夫にはもうひとつ習慣があります。運動帰りにコンビニへ立ち寄ることです。
「〇〇(子どもたちの名前)も食べるよね?」
子どもを口実に、アイスやスイーツを買って帰ることも少なくありません。
今日もエアロバイクをこぎに行く
以前Mさんが「近所を散歩したほうがお金もかからないんじゃない?」と聞いたことがありました。
すると夫は真顔でこう答えたそうです。
「ジムじゃないと続かないんだよ」
確かに運動を継続するためには環境も大切です。お金を払うことでやる気が出る人もいるでしょう。
それでもMさんの中では、車で運動しに行き、動かない自転車をこぎ、帰りに甘い物を買って帰るという流れがどうしても腑に落ちません。
その日も夫は車のキーを手に取り、「汗を流してくる」と出かけていきました。
そんな後ろ姿を見送りながらMさんはそう思わずにはいられません。
「そこまでして運動したいなら、まず車を置いて歩けばいいのに」