大型犬を連れて散歩していると、子どもたちに親しみを込めて「おっきなわんちゃん!!」と言われることが度々あります。モフモフのおっきなわんちゃんは可愛いのですが、子犬の頃はときに「ええっ!!」と飼い主を驚かせるようなことをする時もあります。
Jolly&Simba(もふ)さん(@JoellyJolly)は、「子犬ってのはこういうやつだ」というつぶやきとともに泥んこになったグレートピレニーズの画像を投稿しました。
泥んこの身体で、「ママ〜!」と突進してくる4コマ漫画のような画像。
リプ欄には、
「ああ!!!超絶っっかわいいし!!かわいすぎる!!」
「やってくれましたね。可愛すぎて怒れませんねw」
「もののけ姫のイノシシかと思った」
といったコメントが寄せられ、「いいね」は2.9万件にもなりました。
わんちゃんの名前はシンバくん。3歳の男の子です。飼い主さんにお話を聞きました。
ーー画像の子犬時代は生後何日くらいでしょう。
「この時は生後70日未満ですが、既に14kgあり大きめの柴犬よりも大きかったです」
ーーこの日は庭がぬかるんでいたのですか。
「庭のつくばいの水が小さな滝になっている仕様で、そのため水で遊んで泥んこになっています」
ーーでは、毎日泥んこ遊びができるのですね。
「泥遊びも水遊びも大好きです。大雨の日は外で駆け回っています」
ーー洗って乾かすのが大変ですね。
「基本この程度のことは覚悟して迎えているので、『ま、いいか。可愛いし』と思えます。成犬に比べると洗うのも楽ですよ。ただ、風邪をひいたり冷えすぎて体力が落ちないようにしたりしないよう気を付けています」
ーー何歳くらいになると落ち着きますか。
「超大型犬は3歳くらいまで子どもなので、やんちゃします。でも、それを過ぎると驚くほど賢くなるので、飼育する人は子グマが家で3年暴れると思ってもらったらいいと思います」
ーー何年くらいグレート・ピレニーズと暮らしてきましたか。
「私はこの子が2代目なので、だいたい13年です。人間のように賢く、どんなことも包み込んでくれるような優しさと包容力の塊です。自分で考えて行動する犬なので、シェパードのような命令厳守が好きな人には向いていません」
ーー可愛いけど、飼育は大変ですか。
「SPY×FAMILYのボンドに似ているせいか、ペットショップにあまり並ばない犬種なのに、最近激増してきています。でも、この犬は安易に飼える犬種ではないので、飼育には相応の費用がかかりますし、環境も整えてあげなければなりません。冬以外は基本常に冷房ガンガンですし、ごはんも1日1kg近く食べます。体重も50kgオーバーする個体が多く、毎月の医療費も半端ではありません。散歩は毎日最低2時間かかります」