「赤ベコもらったので猫パンチしたら揺れてかわいいかなって思ってやってみたんだけどそこまでやれとは言ってない…」とつぶやき、こんこ@小脳形成不全こじか(@arareyakoi)さんがTwitterに投稿した動画に、約32万以上のいいねがつきました。
そこに映っていたのは、目の前でゆらゆら揺れる「赤ベコ」の動きにシンクロするように、自身の頭を上下に揺らして「赤ベコ」を見つめる可愛い猫ちゃん……が、「赤ベコ」にタッチするかと思いきや、突如、猛烈な猫パンチをお見舞い!剛速で「赤ベコ」が真横に吹き飛ぶ!という、予想外の顛末!
飼い主さんも思わず爆笑してしまったという、可愛い~♡からの→予想外の「バチコーン!」について、お話を聞きました。
可愛い♡→バチコーン!
「赤ベコ VS 猫ベコ」
「からのカウンターパンチw」
「最後のバチコーンが、いいー」
「光の速さ並みのパンチですね(笑)」
「みんなこれ最後まで見てほしい笑」
こんな楽しいリプライが寄せられたのは、2歳になるサバ白の女の子、こじかちゃん。「小脳形成不全」という、生まれつきの障がいを持ちながらも、毎日少しずつ歩行器で歩く練習をしているという、元気いっぱいの猫ちゃんです。
「最後の展開が予想外すぎてわたしが大爆笑してしまったのでミュートにしました」「この子こんなパワーあったの!?って驚かされました笑」と、楽しいリプライを返していた飼い主、漫画家のこんこさんに、詳しくお話を伺いました。
真横にぶっとんだ「赤ベコ」
ーーまさかの顛末でしたね。
「実はこじかの前に、1歳になる同居猫のカジカにも同じことを試してみたんです。カジカは興味を示しつつも、ただ見つめるだけで手は出さなかったので、あまり期待せず、せっかくだからやってみようかな、くらいのノリでこじかにもやってみました。赤ベコが真横に飛んでいった時は本当に爆笑してしまいました」
ーー「赤ベコ」の動きに合わせて、こじかちゃんも「猫べこ」風に頭を上下に動かしているように見えるのが可愛いですね。
「そう見えますよね!でもこれは小脳障がいの特徴なんです。小脳障がいの子は……もちろん個体差はあると思いますが、こじかの場合、何かを意識をすると頭が揺れてしまうんです。例えば、何かの匂いを嗅いだり何かを狙ったり、何かを目で追いかけたり、動きたい!嗅ぎたい!食べたい!と意識すればするほど、頭が揺れてしまいます。距離感の把握や力加減もこじかは苦手です。なので、赤ベコにパンチが当たった時は、こじか自身もびっくりしたし、力加減ができないから、予想より吹き飛んだのかもしれませんね(笑)」