小学生の「遠足のおやつ代」は平均「426円」…おやつ代に「負担を感じる」親が半数近くに

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昨今の物価高や値上げラッシュは子どもたちの遠足のおやつ代にも影響を与えているようです。そこで、小学生の子どもがいて、この秋以降に遠足を控えていると回答した全国の30〜40代の保護者の男女771人に遠足のおやつ代について調査をしたところ、おやつ代の平均は「426円」でした。また、約半数の人が遠足のおやつ代に「負担感を感じている」と回答したそうです。

金融オンラインスクールのグローバルファイナンシャルスクールが2022年9月に実施した調査です。

はじめに、「現在の小学生の遠足のおやつ代」を聞いたところ、有効回答504件のうち、9割以上が100円〜1000円の範囲でおやつ代の金額を回答。その中でのおやつ代の平均は 「426円(中間値400円)」でした。これを親が小学生のころのおやつ代と比較したところ、平均「332円(中間値300円)」となりその差は94円でした。

おやつ代を具体的に回答した509人に、「遠足のおやつ代に負担を感じますか」と聞いたところ、「負担に感じる」(19.1%)、「やや負担に感じる」(30.1%)を合わせて、49.2%の人が「負担に感じる」と回答したそうです。

遠足のおやつ代の適切な金額について、「300円未満」「300円」「500円」「700円」「その他」のなかから選んでもらったところ、「300円」(38.8%)と「500円」(37.9%)に回答が集まりました。

なお、それぞれの理由について、「300円」派からは「多すぎず少なすぎず」「食べられる量を考えて」「500円は弁当が買えるくらいだから」「昔と変わらず」という回答が寄せられた一方で、「500円」派からは「値上がりしているから」「物価が上昇しているから」「時代が変わっているから」「ちょっとした楽しみをケチりたくない」「昔よりシュリンクインフレが起きているから」という回答が寄せられたそうです。

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調査を実施した同社は「相次ぐ値上げと物価高で、親の約半数(計 49.2%)は、遠足のおやつ代にさえ、負担感を感じています」と指摘。「家計に厳しい経済情勢の中で、日頃からお金を節約する、貯める、だけでなく“増やす”ということにも少し前向きに取り組むことが大切なのかも知れません」と述べています。

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