「尻尾の管理が甘い自分のせいだと言うのに飼い主を責める猫。」
こんなつぶやきとともに、愛猫の写真をツイッターに投稿した「大武ユキ@フットボールネーション16巻」さん(@YUKI_OTAKE)。そこに写っていたのは、湯船に尻尾をポチャンと浸けてしまってキレる猫ちゃん! 飼い主さんに怒っているようですが・・・どうして? 11万超のいいねがついた話題の写真について、飼い主さんに聞きました。
「表情が100点の解答 笑」「悲壮感が漂ってますね」
尻尾が濡れてしまったからか、少しキレ気味な猫ちゃんのお顔に「表情が100点の解答 笑」「悲壮感が漂ってますね」「あまりにお顔が面白すぎて、何度も見てしまいます」と爆笑する人たちが続出。さらに「大事なしっぽ濡れたにゃんどうしてくれるにゃん」「何してくれとんねん!!」「入れすぎにゃ!」と気持ちを代弁してあげる人たちなどからもたくさんのコメントが寄せられています。
多くの人たちの心をわしづかみにした猫ちゃんは、ブリティッシュショートヘアのtoto(とと)くんといいます。9歳の男の子です。浴槽のふちに座っているところ、尻尾を湯船に入れてしまったとか。どうして入れちゃったのでしょうか? そのときのことを、投稿した飼い主で漫画家の大武ユキさんに聞いてみました。
お湯がたまっていくのを眺めるのが好きな猫 湯船に尻尾を入れたのは初めてじゃなかった・・・
――うっかり尻尾を湯船に入れてしまったtotoくんですが、お名前の由来は?
「サッカーくじの『toto』から名付けました」
――totoくんが浴槽のふちに座っていたとき、大武さんはどこに?
「お風呂につかっておりました」
――なるほど。大武さんが湯船につかり、totoくんが浴槽のふちにいたわけですね。
「はい。totoは浴槽にお湯がたまっていくのを眺めるのが好きなので、いつもふちに乗って見ています。危ないので、いつもは退かしてから自分はお湯に入るのですが・・・この日はたまたま、尻尾がつかりそうなのを観察しながら、手で落ちないようにフォローしながら入っていました」
――でも、尻尾が湯船にポチャンと・・・それで「大事なしっぽ濡れたにゃん!」みたいな顔をしたと。
「そうなんです。本当に尻尾の扱いが雑で、感覚も鈍いようなので。支えるのをやめたから、濡れたじゃん!ひどい!みたいな感じでした。お湯の温度は40度でしたが、熱さは感じていなかったと思います」
――その後、どうなったのでしょう・・・。
「浴槽のふちから降りて、尻尾をなめたりしていました。ただ尻尾は特に問題はなかったようです」
――totoくんが湯船にしっぽを入れてしまったのは初めて?
「初めてではないです。滑って落ちたことも2度ほどあります・・・なので、いつもはすぐにどかしています」
――そんなうっかり湯船に尻尾を入れちゃうtotoくんですが、普段はどんな猫ちゃん?
「雄猫ぽい、物怖じしないマイペースの猫です。ストーカー気味で、お風呂やトイレに入って来ます。もう9歳のオッサンなのに、何にでも興味を示していたずらをするところは永遠の3歳児という感じです。ただ忙しくてあんまり構ってあげられないので、一人で遊ぶのが得意です(苦笑)。鈴の入ってる羊毛ボールなど音のするおもちゃでが好きで、よく遊んでいます!」
今回のツイートには、こんなリプライが寄せられました!
「人間がよくないですね。おねこさまの御尻尾があるところにお湯を張ってるなんて(理不尽)。私もよくハム達に怒られます。」
「ワシのしっぽ濡れるやろがい!何してくれとんねん!!って聞こえる」
「これとてもわかります!うちの猫は温かくなった尻尾で眠くなって、ほわ~んとして心地よさそうでしたよ(笑)」
「たまにいるなシッポの管理が甘い猫」
「わかる。ベランダでひなたぼっこしてて雨に振られて戻ってきた時私も責められました。」
「やってはりますね?みたいな絶妙な顔ツボ」
「顔がぁああ!!!!!!!笑いすぎだろ!」
「熱い!」
「うちのもやりそうでいつも反対側にやってあげてます」
「うちの子もよくやるなぁ。風呂場じゃないけどw」
「猫、あるある」
「めっちゃしかめ面www」
「おぉーい濡れとるやないかぁー!!」
「お湯の温度が高いと文句を言っている?」
◇ ◇
飼い主の大武ユキさんは、サッカー漫画『フットボールネーション 』を「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中です。ぜひ読んでくださいね。