リアルたけのこの里がSNS上で大きな注目を集めている。きっかけになったのは株式会社アマヤドリ取締役社長の5歳さん(@meer_kato)が「実在したんだ...」と投稿した道路情報看板の写真。
「久吉温泉自然休暇村 たけのこの里 直進3.6km先右折」…たけのこの里と言えば株式会社明治が1979年から製造・販売しているチョコレートスナック菓子のことだとばかり思っていたが、リアルにそんな名前の地が存在しようとは…。
5歳さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「たけのこの里はここで収穫されていたのか〜」
「5歳さんはもちろんきのこの山派ですよね?ね?」
「てことはきのこの山も…」
「あとは『すぎのこ村』が存在するかどうか…。」
など数々の驚きの声が寄せられている。
5歳さんにお話をうかがってみた。
ーーたけのこの里の案内看板をご覧になったシチュエーションとご感想をお聞かせください
5歳:今自転車で日本を縦断しているのですが、秋田から青森に向かっているいる途中で見つけました。青森県の平川市にあります。
ーーその後、たけのこの里には行かれたのでしょうか?
5歳:興味はあったので立ち寄ろうかとも思ったのですが、今回は先を急いでいたので断念しました。あとから知ったのですが今は閉鎖しているそうです。
ーーこれまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。
5歳:最初はツイートの文言通り『実在してたんだ...』という感想だったのですが、拡散されていくうちにきのこたけのこ戦争に火がついたみたいで、たけのこ派は『ここが聖地か』というようなリプライが来てましたね。逆にきのこ派の人からは『焼き討ちにいかないと』というような物騒なリプライがたくさんありました。
◇ ◇
その後の調査によると、たけのこの里は渓流に沿って造られたコテージやキャンプ場、温泉などを備えたレジャー施設で、1998年のオープン以来多くの人に愛されていたが、客数の減少と維持費用の問題で2017年をもって閉鎖されたそうだ。
幻となってしまったリアルたけのこの里。今回の注目により、新たな運営者が名乗りを上げるといいのだが…期待せず待ちたい。
なお5歳さんはインタビュー中でも話していたように、鹿児島県南大隅町の佐多岬から北海道稚内市の宗谷岬まで自転車での日本縦断にチャレンジ中。
今後もたけのこの里のようにユニークなスポットを発見するかもしれないので、ご興味ある方はぜひSNSで今後の投稿をチェックしていただきたい。
【5歳さん関連情報】
▽Twitterアカウント
https://twitter.com/meer_kato