スナック菓子で作る屋台メシ「ドリロコス」が話題 「ジャンクなアッパー飯好きは必ずハマるはず!」

金井 かおる 金井 かおる

 「ジャンクなアッパー飯好きは必ずハマるはず!」ーー広告会社「おくりバント」(本社、東京都新宿区)の会長を務める高山洋平さんは8月3日、自身のTwitterを更新。メキシコで人気の屋台飯「ドリロコス」を紹介し、社内で大ブームになっていると伝えました。ドリロコスとは、市販のトルティーヤチップスの袋の中に肉や野菜、サルサソースなど好みの食材や調味料を入れ、袋片手にフォークで混ぜながら食べる料理。一連の投稿はみるみる拡散し、おいしい物好きな人たちの心をつかんでいます。高山さんに話を聞きました。

「うまいものに、うまいものを足したら、うまくなる」

 高山さんは7月末、メキシコ帰りの社員から現地の人気料理ドリロコスの評判を聞き、たまたま居合わせた社員3人で作り方動画を視聴します。日本ではあまり見たことがなかったため、なじみのメキシコ料理店に相談。お店で提供していたトルティーヤチップスや店内にあった食材を全部盛り込んだ即席のテイクアウト料理を作ってもらいます。感想は「うますぎる」。

 翌日、自宅でも試そうと市販のスナック菓子「ドリトス メキシカン・タコス味」(ジャパンフリトレー)を購入。開封した袋の中にサルサソースやクリームチーズ、パクチーなど好みの食材や調味料を入れました。別の日には豆腐、ハム、キャベツ、コーン、トマト、オクラなども使用し、奥さんは「これは面白い」と反応。小学5年生と中学1年生のお子さんたちもおいしさに大盛り上がりだったそう。高山さんは特に外せない食材はライムだといい、「好みもありますがそれでもライムはあった方がいいです」と念押ししました。

 もともと食べることが好きだった高山さん。本業は広告PRの仕事ですが、今回のドリロコスは業務に無関係の出合いだったそう。「誰に頼まれたわけでもない、完全な趣味です。単なるドリロコスのファンです」。ドリロコスの魅力については「『うまいものに、うまいものを足したら、うまくなる』の法則で、足し算の料理です。想像通りの味に仕上がります。食材も作り方も自由です。人の作ったドリロコスを笑っちゃいけない。会社でも、ホームパーティーでも、キャンプでも、何でもありです」と語りました。

 高山さんのドリロコス研究はスタートしたばかり。今後もライフワークにしたいそうで「いい趣味を見つけました」とうれしそうな様子。新たな組み合わせを試すたびにTwitterで公開する予定だそうです。8月11日には同社主催で「スーパードリロコスパーティー」を開催予定。イベント詳細は近日中に高山さんのTwitterアカウント(@takayamayohei1)で発表されます。

おくりバント会長 高山洋平さんTwitter(@takayamayohei1)

ドリトス アメリカのスナックメーカー「フリトレー」が1966年に発売したトルティーヤチップス。世界55カ国以上で販売され、日本ではジャパンフリトレーが1987年に発売。国内では現在、メキシカン・タコス味のほか、ナチョ・チーズ味、マイルドソルト味を販売中。

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