ペット保険加入率は「犬」が52%、「猫」は28% ペット用SNSアカウントを所持する人は加入率が高く

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大切なペットが病気やケガで診療を受けた場合に、診療費を限度額や一定の割合の範囲内で補償するペット保険。そんなペット保険の加入率が増加中だそうです。全国の20~59歳の男女1000人に聞いたところ、ペット保険加入率は「犬」が52%、「猫」が28%だったそうです。

「MOFFME(モフミー)」を運営する株式会社Wizleapが、「ペット保険に関する調査」と題して2022年6月に実施した調査です。

はじめに、「ペット保険に加入していますか」と聞いたところ、「加入している」と回答した割合は「犬」が52.3%、「猫」が28.0%という結果になりました。

調査結果を踏まえて同社は、「ペット保険の認知が向上していることや、新型コロナウイルス感染症の流行でおうち時間が増えたことなども影響し、加入率は年々上昇していると推測します」と説明。また、犬と猫の加入率の差については、「犬よりも猫の方がペットショップを通さずに飼い始めることが多いため、保険の1番の加入タイミングである『飼い始め』に加入しない人が多いことが犬猫の加入率の差に繋がっていると考えられます」と述べています。

これを年代別で見ると、20代では男性が56%、女性が54%だった一方で、60代では男女ともに26%と、年代が若いほどペット保険の加入率は高くなっていたそうです。なお、男女別では、それぞれの年代で男性の方が少し加入率が高くなる結果となっていたといいます。

調査結果から同社は、「ペットの家族化についての世代間の意識の差、そしてSNSの利用率の差による情報格差などが、年代差の原因になっているかもしれません」と説明しています。

続いて、「ペット用SNSアカウントの所持とペット保険の加入率」を見たところ、「犬を飼っていて、ペット用SNSアカウントを所持している人がペット保険に加入している割合」は83.5%だったのに対して、「ペット用SNSアカウントを所持していない人」では44.1%という結果になりました。

他方、「猫を飼っていて、ペット用SNSアカウントを所持している人がペット保険に加入している割合」は88.1%に対して、「ペット用SNSアカウントを所持していない人」では17.5%となり、ペット用SNSアカウントを所持している人としていない人で、顕著に加入率が異なるという結果となりました。特に猫では、5倍以上も異なっていたといいます。

調査結果を踏まえて同社は、「SNSをやっている方のほうが、ペット保険や最新の情報について目にする機会が多く、保険の必要性の情報についてもより多く触れているのかもしれません」と説明しています。

最後に、「ペットフード費用とペット保険加入率の相関」を見ると、1ヶ月のフード費用が「2000円~2999円以下」での加入率は「犬」が31.43%、「猫」が10.00%だった一方で、「6000円~6999円以下」では「犬」が76.19%、「猫」が33.33%という結果になり、犬猫ともにペット保険の加入率と月々のフード費用には正の相関が見られたといい、フードに費用をかけている人は、保険にもお金をかけている傾向が窺えたといいます。

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【出典】
▽【2022年】ペット保険の加入率は実は50%超え?MOFFME独自アンケート結果を公開
https://moffme.com/article/101

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