1972年7月5日にシングル「返事はいらない」でデビューした、ユーミンこと松任谷由実さんは、今年デビュー50周年の節目を迎えました。そんな松任谷由実さんの歌は多くの人たちにどんな影響を与えてきたのでしょうか。全国の主婦層を中心とする就労志向の女性590人に聞いたところ、約7割の人が、松任谷由実さんの歌を「励みに感じた」と回答したそうです。
主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関「しゅふJOB総研」が2022年5月に実施した調査です。
「松任谷由実さんの歌は、あなたにどんな影響を与えたと感じますか」と聞いたところ、「折に触れ、励みになることがあった」(33.6%)、「励みになると感じたことがある」(28.8%)、「常に励みとなり、心の支えとなっていた」(5.6%)という結果になり、68.0%の人が松任谷由実さんの歌を「励みに感じた」と回答しました。
これを年代別で見ると、「折に触れ、励みになることがあった」(30代以下:27.8%・40代:28.5%・50代:37.6%・60代以上:31.6%)、「励みになると感じたことがある」(30代以下:30.6%・40代:29.6%・50代:30.9%・60代以上:14.0%)、「常に励みとなり、心の支えとなっていた」(30代以下:8.3%・40代:2.7%・50代:6.8%・60代以上:7.0%)という結果になったそうです。
また、松任谷由実さんへのメッセージについては、以下のようなコメントが寄せられていたそうです。
▽ユ-ミンは青春そのもの。リアルタイムで聴いていた曲が改めて身に凍みます(60代:契約社員)
▽若い頃から、旦那さんと共に活躍されているのが羨ましい(50代:派遣社員)
▽いつの年代にも心に響く、懐かしい情景と共ににその時々の感情が蘇る歌詞と曲です。ユーミンと共に時代を生きてきた気がします(50代:派遣社員)
▽50年もの長岐に渡り、変わらずに人気を保てていることが凄いと思います(40代:派遣社員)
▽いつも素敵な曲で毎回励まされてます(30代:今は働いていない)
▽学生時代にユーミンの曲は心の平安だった。今でもその頃の曲を聞くと思い出が蘇りほっこりする(60代:今は働いていない)
▽私も、人生長いので、一番思い出すのは、荒井由実時代の曲です。これからも、私の心に流れ続けていくのだろうな、と思います(50代:フリー/自営業)
▽心に余裕がない時に聞いたりすると元気をもらえることが多かった(50代:契約社員)
▽ユーミンの曲の歌詞が好きで、子供の頃はちょっと大人な気分になったりしました(40代:今は働いていない)
▽良い方だと思う!(20代:今は働いていない)
▽青春時代からずっと、共感できる歌を沢山作って下さり、ありがとうございますと伝えたいです(60代:今は働いていない)
▽80歳になっても、ショーパンはいてほしい(50代:契約社員)
▽歌に救われるということは、あると思います。歌い続けられる限り応援しています(50代:パート/アルバイト)
▽人間のふとした時の感情を見事に描く天才だと思います(40代:パート/アルバイト)
▽母がカラオケで唯一歌っていたのが、松任谷由美さんの曲でした。真夏の夜の夢や春よこいなど、私にとって母との思い出の曲です(30代:今は働いていない)
▽昭和、平成、令和と世代を越え、活躍されていることが凄いことだと思います。そして、初期の楽曲でも、懐メロにならないのがすごいことだと思います(50代:契約社員)
▽女子高出身のため、男子との交流は極端に少なかったですが、松任谷さんの歌で疑似恋愛できていたような気がします。特に、苗場のスキー場で松任谷さんの曲を聞くのは格別でした(50代:SOHO/在宅ワーク)
▽ご自分の世界観を実際目で見える形で表現している 時代を読んで活動されているとは思いますが、根本的な軸になる事は一切変えずに新たな事を生み出している印象です(40代:今は働いていない)
▽初めてコンサートに行ったのが、松任谷由実さんのコンサートでした。デビュー50周年、おめでとうごぞいます。これからも時代の一番手として、歌い続けて欲しいです。私の青春でした(50代:派遣社員)
▽歌も素敵、存在自体が素敵(40代:その他の働き方)