下着ブランドBELLE MACARON(ベルマカロン)代表の小島未紅さんが検証した写真「ブラジャーの透けチェック」がSNS上で大きな話題になっています。白、イエロー、赤、ベージュ、ラベンダー、濃いピンク、薄いピンクの計7色のブラジャーの肩ひもを並べ、シャツに見立てた白い布を被せて、表に響きやすい色を比較したもの。結果を見た人たちからは「めちゃ分かりやすくて助かります」「新発見です」「保存させてもらいます」「意外でした」などの声が上がっています。
「赤の下着は派手と思われがちだけど…」
小島さんは5月、自身のTwitter(@milkonPANDA)を更新。検証写真とともに「赤の下着は派手と思われがちだけど意外と透けない。ラベンダーも肌の色と全然違うのになぜか透けない。薄ピンクは信じられないけど透けまくる」と投稿しました。
写真を見ると、赤、ベージュ、ラベンダー、濃いピンクは布の上からでもあまり響かないように見えますが、白、イエロー、薄いピンクはかなり透けて見えます。
ユーザーからは「白ってすごく透けますね」「校則で下着は白だったのに、白めっちゃ透けてる」「赤は派手なのに透けない」「薄ピンクは意外に透ける」「ベージュがなければ赤かラベンダーにします」などの反応が寄せられました。
反応の中には「明度ですね」「色の明るさが高いと透けます」などの声もありました。明度とは、明るい赤、暗い赤などと言われるときの、色の明るさ度合い(三省堂国語辞典第七版)のこと。
「ベージュは肌の色味に一番近いので透けにくいです。赤とラベンダーは明度が肌のトーンよりも低いため透けにくいと言われています」(小島さん)
明度といわれるとピンとこない人でも、ブラジャーの定番色での比較は分かりやすかったようで、投稿には12.7万いいねがつきました。
「夏はキャミソールと合わせるのがおすすめです」
小島さんはTwitterに投稿した理由を「ブランドを運営する中で、透けないカラーについてのご質問をお客様からいただく機会が多かったからです。夏の季節は薄着になるため、より透けが気になる方が増えると思い検証してみました」と説明しました。
透けやすい色の下着だとしても「お気に入りだから」「ラッキーカラーだから」「テンションが上がる色だから」などの理由で着用したいという人もいます。白地の服でも透けずに着けられるおすすめの方法はあるのでしょうか。
「透けを確実に防ぐのはベージュカラーとなります。特に今回の赤やラベンダーは服の薄さによっては透けが目立つこともあり、さらに襟元やボタン口、袖口といったチラ見えを防ぐといった意味では不向きの場合もあります。夏の季節は汗対策の意味でもキャミソールと合わせるのがおすすめです」(小島さん)
ネット上には、どんな色のブラを着用しても表に響かないように、ベージュ、赤、ラベンダー、赤紫のキャミソールやタンクトップを愛用するという声もありました。白地のシャツやTシャツを着る際の参考にしてみてはいかがでしょうか。