女性940人に聞いた…令和版「ハイスペ男性」の新定義は? 3位「マナーが良い」、2位「コミュ力が高い」

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みなさんは「ハイスペック男性(ハイスペ男性)」という言葉を知っていますか。「ハイスペ男性」とは一般的に、より優れた特徴や条件を持った男性を表し、世間にも広く認知されている言葉だそうですが、令和の世の中では、具体的にどのような男性が「ハイスペ男性」と定義されているのでしょうか。全国の女性940人に聞いたところ、1位「高年収」、2位「コミュニケーション能力が高い」、3位「マナーが良い」という結果になったそうです。

AI恋活マッチングアプリの「バチェラーデート」が、2022年5月に全国の女性ユーザーを対象として実施した調査です。

「ハイスペック男性」の要素を3項目選択してもらった結果、1位「高年収」、2位「コミュニケーション能力が高い」、3位「マナーが良い」という結果になりました。

いわゆる3高(高年収・高学歴・高身長)からは高年収のみランクインする形となり、他2つは男性の振る舞いに関連した項目となったそうです。また、3高の高収入、高学歴、高身長の3つ全てを選択した人は全体の9.4%となり、令和の時代の今でもおよそ10人に1人は3高をハイスペ男性の要素として捉えていることが分かったといいます。

世代別で見てみると、Y世代(35歳〜44歳)では1位が「高年収」(20.12%)、2位が「コミュ力が高い」(13.62%)、3位が「マナーが良い」(13.21%)となりました。ミレニアル世代(25歳〜34歳)では1位が「高年収」(16.96%)、2位が「コミュ力が高い」(12.74%)、3位が「容姿が整っている」(12.53%)となり、Z世代(15歳〜24歳)では1位が「コミュ力が高い」(15.72%)、2位が「高年収」(15.21%)、3位が「マナーが良い」(12.89%)という結果となったそうです。

また、全世代で共通してTOP3にランクインしていたのは「高年収」と「コミュ力が高い」でした。特に全体1位となった「高年収」は票数を集めており、世代、時代を問わずハイスペ男性に必要な要素だということが伺えたといいます。具体的には「年収は今の努力が反映されると思うから」(32歳・OL)や「年収が高い人は向上心を持った方だと思うから」(36歳・CA)などの意見があり、女性は年収からも男性の内面について判断していることが分かったそうです。

全体2位の「コミュ力が高い」については「頭の回転が早く、会話の引き出しが豊富だとコミュニケーション力が高いと感じる」(24歳・美容関係)、「会話の際に話すだけでなく、しっかり聞ける人がコミュ力が高いと感じる」(28歳・OL)などのコメントが寄せられ、コミュ力の中でもハイスペ男性として話題の豊富さや聞く力などの「会話力」が必要な要素だと分析できるといいます。

また、Y、Z世代で3位にランクインしていた「マナーが良い」については「いくら高学歴でもマナーが悪いとハイスペックに感じない」(37歳・秘書)、「マナーが良いと、品格や人柄を感じるから」(23歳・看護師)などが挙げられ、ハイスペとしての基礎要素として捉えられていることが分かったそうです。

さらに、ミレニアル世代で3位、他世代でも僅差で上位に入っている「容姿」については「高学歴高年収に加えイケメンは少数だから」などの意見があり、容姿が整っていることに希少性を感じ、ハイスペ男性として捉えていると考えられるといいます。

なお、「持続可能な関係にはスペックだけでなく、中身が大事」(29歳・経営者)といった声もあり、令和の時代におけるハイスペ男性は、年収の様ないわゆる「スペック」だけではなく、コミュニケーションやマナーの様な振る舞いや中身から感じる「スペック」が重要視されていることが分かったそうです。

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