「どこから来たの?」パパの問いかけに、ママのお腹の中にいたときの記憶をまだ拙い言葉でお話しする男の子の動画がInstagramで話題になりました。2歳の男の子が伝えるあまりにも鮮明な胎内記憶に、「素敵なお話が聞けました!」「この動画は永久保存ですね♡」と反響が寄せられています。
食卓に座ってみかんを食べながら、パパ、ママとのお喋りを楽しんでいた男の子。以前にもママに胎内記憶を少し話していたようで、気になっていたパパが動画に残そうと撮影してみたそう。パパの「どこから来たの?」という問いかけに、「ママの夢の中に、遊んで、落ちて〜、がちゃんってして〜」と一生懸命にお話を始める男の子。
「お水でがっしゃーんてきて、がっぷーってきて~」とお話は続き、羊水に包まれている様子なのかな…と、想像が膨らみます。そして「階段降りて~ママに会いに来た!」と、ママのお腹の中での様子を説明をしてくれました。
手を使い、表情も加えて、パパに一生懸命にお喋りするなんとも可愛らしい姿に、パパとママの笑い声が聞こえてきます。「すごいね(笑)」とパパ。「ママに会いたかったんだよね?」とママが聞くと、「そうなんだよ~」と答える男の子。
「寂しかったの?」とパパが聞くと、「うん」と答えます。「誰に会いたかったの?」と聞くパパに、「パパとママ!」と嬉しそうに答える男の子の姿で動画は締められました。
動画を撮影したパパ(@bonpapagram)に話を聞きました。息子さんが生まれてから、1年間の育児休暇を取得したというパパ。育児休暇を経て、『人生が変わった』というパパの思いや、子育てについての悩みや日常を投稿されています。
ーー胎内記憶を聞いたときの、パパのお気持ちを教えてください。
「胎内記憶については、講演会を聞きに行ったり、本を読んだりして、どういったものかを知っていたので、本当に見聞きした通りのことを息子が言っていることに驚きました。僕たち親を選んでくれて、生まれてきてくれたんだと思うと本当に嬉しかったです」
ーーパパから見た息子さんは、どのようなお子様でしょうか?
「ネガティブな言い方では全くなく、マイペースで甘えん坊な人だと思います。『これとこれどっちが好き?』など、比較するような質問をすると、必ず『どっちも好き』『全部好き』と、比べることなく全てを好きでいる姿勢、そんな人間性を尊敬しています。喜怒哀楽を素直に表現してくれることが、本当に素晴らしいと思っています」
ーー息子さんと過ごす日々のなかで、大切にしていることを教えてください。
「『子どもと大人』『親と子ども』といった立場ではなく、人と人、常に対等で在るようにと思っています。今の経験、感覚、記憶が、今後の人生に大きく影響を及ぼすと考えています。なので、日々のコミュニケーションを丁寧に、大切にしようと心がけています。何気ない日常こそが、一番の幸せだと思っています。一日いちにちを大切に過ごしています」
とても貴重な胎内記憶を語る動画には、多くのコメントが寄せられました。
「凄い!!通ってきた様子、体験して話しているのが凄く分かります♡」
「可愛いーーー!パパとママに会いたかったと言われたら、もうそれだけでいいですよね」
「素晴らしい言葉のチョイス」
「実際に聴いたの初めてです〜!なんか…泣ける」
Instagram(@bonpapagram)では、息子さんがいろいろなことにチャレンジする様子や、笑顔溢れる家族のにぎやかな日常を見ることができます。