「庭を出て3歩…」というつぶやきと共に、黒柴たろうさん(@07tarou09)がツイッターに投稿した写真が話題です。そこに写っていたのは、お顔を「むぎゅっ」とさせながら、癒し度あふれる表情で「拒否柴」を発動している黒い柴犬の姿!「3歩(散歩)した。帰ろ」といった愉快なリプライも寄せられていた黒柴の「拒否柴」姿について、飼い主さんにお話を聞きました。
ものすごくめり込んでる…
「ものすごくめり込んでます」「こういうワンちゃんのガチャがありました!」「もしかして庭を抜けるまで300mくらいあるとか…」と、愉快なリプライが殺到したのは、お散歩中に「減速」と書かれた道路の上でイヤイヤを発動していた姿でも話題になった、9歳になる黒柴の男の子、たろうくん。普段はのんびりとした穏やかな性格のわんちゃんです。
ネット民から「見慣れた光景」というツッコミも寄せられていたように、実はたろうちゃんの得意技は、お顔をむぎゅっとさせながら静かに発動する、オモシロ可愛い「拒否柴」姿。果たして、この日のたろうちゃんがお散歩開始直後に「拒否柴」を発動した理由は何だったのか?!「庭を出て3歩…」の状況について、飼い主さんにお話を伺いました。
行きたいのは「どっち?」
ーー「散歩」と「3歩」をかけた文言も最高ですね(笑)。この日、たろうくんが「拒否柴」を発動した理由は何だったのでしょうか?
「この日は朝の散歩でいつものように庭を出て、右に行くような素振りをしたので右へ行ったところ、行きたかったのは左だったみたいです(笑)。たろうがこうなる主な理由は、①行きたい方向へ行けなかった ②まだ帰りたくない ③もう帰りたい ④歩きたくない… なのですが、自分のタイミングで動きたい感じなんですかね…」
ーーたろうくんがこうなった場合の解決法は…?
「①お尻を飼い主が持ち上げる ②帰ったらおやつあげるでと言う、ですね」
ーー撮影後、この後のお散歩はどうなったのでしょうか?
「こうなったら右も左も行かない感じになりますから、ちょっと待ってから、『どっち?』と問いかけた後、改めて出発しました。庭を出てすぐにこんなふうになるときはあまり歩きませんね…。この日は20分程の散歩だったでしょうか? 翌朝は1時間がっつり歩いて来ました!」
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全犬種のなかで、もっともオオカミに近いDNAを持つと言われる柴犬。普段は飼い主に従順な柴犬たちですが、感情表現豊かなオオカミ譲りの血が騒ぐのか、飼い主さんにリードを引っ張られるも、道にゴロンと横たわったり、たろうくんのように顔のお肉をむぎゅっとさせて「拒否柴」を発動することもしばしば。普段はのんびりとした癒し系わんこのたろうくんですが、どうやらたろうくんにもオオカミ譲りの「柴犬魂」がしっかり根付いているようです。