調査結果のリリースにあわせて、同社は「可変性をもたせた子ども部屋」のアイデアについて紹介しています。
【可変性をもたせた子ども部屋のアイデア】
▽子ども部屋は主寝室とゆるく繋げ、引きこもりを防止
フロアの約1/3を家族の寝室に。通路から夫婦の寝室と子ども部屋に分岐します。主寝室と子ども部屋の間にはドアがないので、子どもの引きこもりを防ぐことができます。広さに制限があるため、子ども部屋にはロフトベッドを設け縦空間を有効活用しました。
ロフトベッドの半分を隔てる壁は開口させることで、子どもが顔を出したり、お休み中の子どもの寝顔を見守れる仕掛けを施しました。
▽様々な使い方ができるロフトで家族構成の変化に対応
ワンルームの中心に大きなロフトを配置。夫婦のベッドスペースのほか、ロフト上段をベッドとして使ってもよし、現在WICとして使っている下段にはドアをつければ個室として使用することもできます。
▽将来子ども部屋になるウォークスルークローゼット
現在はリビングダイニングに設けた小上がりに布団を出し入れしています。洋服好きの夫婦のクローゼットはウォークスルーで収納力と回遊性をもたせました。ベッドを置ける広さを確保して、将来は子ども部屋にする計画。
リビングや通路に面しているため、親の目が届きやすく、引きこもりの心配も払拭できます。開口の幅も広すぎないので、必要に応じて扉を追加することも可能です。
▽将来主寝室になるキッズスペース
水回り以外、間仕切りしないワンルーム。現在はフリースペースにベッドを置き家族4人で寝ていますが、将来子どもスペースが必要になったら、現在のキッズスペースを主寝室にして、フリースペースを子どもスペースに充てる計画です。
※いずれも「ゼノリノベ」での施工事例より紹介