「付き合って0日」で結婚決めた!? 漫画家の体験談が話題に 告白直前は「一生分の勇気使った」

金井 かおる 金井 かおる

 交際開始当日に結婚を決めた男女の実録Web漫画「友達だった2人が付き合って0日で結婚を決めた話」が注目を集めています。作者は漫画家の「えむふじん」さん。100話超という長編にもかかわらず一気読みする人が目立ち、「いい話だ」「ほっこりしました」「結婚っていいものなのかも」などの声が上がっています。

「フラれても10日後には海のむこうや!」

 作品は2018年7月1日から公開を開始。続編「付き合って0日で結婚を決めた2人の話」を経て、2022年4月7日に完結したばかりです。

 あらすじはこうです。

 友人同士の集まりで知り合い、長い間、ごく普通の友達関係だった男女。ある年、女性は仕事の資格を得るためにアメリカへの留学が決まります。慣れない英語での手続きに戸惑っていたとき、思い出したのが海外旅行経験が豊富な男性の存在でした。

 何度も会って煩雑な手続きを進めるうちに信頼関係は深まり、お互いの存在が気になり始めます。しかし煮え切らない2人。今日で会えるのは最後ーーという日も結局「寂しくなるなあ。向こうでも頑張ってなー」「…本当にお世話になりました…」「じゃあまたね帰国したら気軽に連絡ちょうだい」「はい、また」と別れます。

 帰宅後、女性は猛烈に後悔します。「あかん!ここで引いたら!言うしかない!ダメ元で告白しよう!フラれても10日後には海のむこうや!」。女性は勇気を振り絞って電話をかけ告白します。「最後にどうしても言いたくて電話をしました。付き合ってください」。

告白は「一生分の勇気使った」

 告白直前の心境を「あの時は一生分の勇気使ったと思った」と振り返る、作者で主人公のえむふじんさん。出会いの秘訣を尋ねると「アドバイスをするような立場ではないですが…」と断った上で「もし自分が今、出会いを求める立場だったとしたら、出会いは待ってても来ないと思うので、積極的に外に出たりマッチングアプリなどを利用して、いろんな人と会話する機会を持とうとすると思います」と教えてくれました。

 交際と結婚を決意したあとも、日本とアメリカの遠距離恋愛や父親の説得、ぶっつけ本番の仏前結婚式など、ハラハラするエピソードが続く作品はコミックエッセイ「えむふじんがあらわれた」の2018年7月1日投稿「友達だった2人が付き合って0日で結婚を決めた話(1)」から全話読めます。

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ブログ コミックエッセイ「えむふじんがあらわれた」
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書籍「いくで!小学生エムモトえむみの勝手きままライフ」(えむふじん・著、KADOKAWA、2022年1月13日発売)

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