現在、約1600万人(日本サウナ総研調べ)と言われている日本のサウナブームに加え、コロナ禍でのソロ活ブームという追い風もあり、増えている1人用サウナ。そんななか高級志向を打ち出した、1人用サウナ専門店「ONEPERSON」が4月に関西初進出。フィンランド式サウナに、パウダールームやトイレも個室内に完備し、まわりを気にせず“ととのう”事ができます。
2022年に3月30日に東京・自由が丘に1号店が誕生した「ONEPERSON」ブランドを、運営するのはジム「エニタイムフィットネス」を展開する「株式会社KOHATAホールディングス」(神奈川県川崎市)です。
「フィットネス事業も飽和状態の中、コロナ禍でサウナの閉鎖が続いたり、ロウリュが好きなタイミングでできないという声があり、コロナ禍でも安心して使える完全個室サウナの需要を感じました。月4回以上通うというヘビーユーザーや、月に1~3回通うミドルユーザーはもちろん、たまにしかサウナを利用しないライトユーザーや初心者の方、女性にも楽しんでいただければ」と担当者。
そのため、受付時間も他の客と10分ずつずらしているのでほぼ非接触で利用可。好きな音楽をかけたり、寝転がって入っていたりしても誰にも気兼ねする必要がありません。
4月12日に大阪府茨木市に、4月21日に大阪市内・梅田にオープンし、京都や神戸の中心街にも進出予定で、今後はフランチャイズ展開も視野に入れているそうです。
ラグジュアリーな完全個室サウナとは?
4月21日にオープンする「ONEPERSON 梅田」は、大阪の中心地にある商業施設「E-ma(イーマ)」に登場。内装は、有名ホテルの内装も請け負う業者が手がけたとあってホテルのような仕上がりに。落ち着いたライティングがラグジュアリー感を演出。ホテル並みのサービス研修を受けたスタッフが出迎えてくれ、入室前からリラックスできそうです。
個室はスタンダードルーム4室と、今回初登場したワンランク上のサービスを備えたデラックスルームが2室。サウナ室にはフィンランドで産出される最高品質のサウナストーンを使用。フィンランド発祥のロウリュもあります。
ロウリュ用のアロマ水には「癒す」「和らげる」「目覚める」をコンセプトにアロマテラピーの資格を持つスタッフが厳選した、ドイツ製の最高品質アロマウォーターを使用。ナチュラルで上品な香りです。サウナ後は、水風呂の代わりに冷水シャワーとなっています(水風呂派は注意です!)。
スタンダードルームは、6種類の銘水の中から、受付で1種類をセレクト可。デラックスルームでは、スポーツドリンクや麦茶などもそろった冷蔵庫、YouTubeとNetflixに対応した55インチの大型モニターを完備。座り心地が良いインフィニティチェアまであり、ゆったりくつろげます。
気になる料金はスタンダードルームが70分4500円から、デラックスルームが90分7500円から。「他店とサービス競争や価格競争をするつもりはなく、すべてがワンランク上の王道のサウナで勝負したいと思っての料金設定です」と担当者は説明します。
女性利用も目指し、個室内のパウダースペースは調光付き鏡に。またクレンジング、洗顔ソープ、保湿ゲルなどのアメニティーが無料で提供されます。予約はWEBから、時間に空きがあれば当日の15分前まで予約が可能。営業時間は9時~23時。
「ONEPERSON 梅田」
2022年4月21日(木)オープン
住所:大阪府大阪市北区梅田1−12-6 E-maビル 5F
営業時間:9:00~23:00
予約サイト:https://my.oneperson.jp