ラーメンにぶちまけられた爪楊枝…店主が怒りの投稿 ルール破り、指摘に逆ギレの迷惑客に「これは無いわ」「幼稚すぎる」の声

伊藤 大介 伊藤 大介

ラーメンにぶちまけられた大量の爪楊枝(つまようじ)。茨城県水戸市の中華そば「いっけんめ」がTwitterに投稿した写真が反響を呼んでいます。かねてより店を困らせてきた客に、「追加トッピング禁止」のルールを守るよう求めたところ、客は卓上のつまようじや調味料を丼にかけ、立ち去ったといいます。店主は客に対し、「二度と来るな」と出入り禁止を告げました。一見厳しい対応のようですが、そもそもルールができた経緯に当該客が関わっていたといいます。店主に聞きました。

追加トッピング禁止、この客のためにルールできた

ーー追加トッピングが禁止なんですね。

「そもそも、この人(つまようじをぶちまけた客)が追加トッピング禁止のルールを作ったようなものなんです。当店は十数席しかない小さな店で、お昼時は行列ができます。多くのお客さんに食べていただきたいのですが、この人は350円のラーメンに、50円の刻み玉ねぎトッピングを2分おきに何度も注文するんです。すると、この人の席だけいつまでも空かない。最初に刻み玉ねぎをダブルとかトリプルで頼んでくれたらいいんですけど、そういうことはしてくれないんです」

ーーこの当該客は何歳くらいでしょうか。また、追加トッピングを控えるようお願いしたことあるんですか?

「50代くらいです。お願いしたことはあります。『今後、こういうことをされると、トッピング自体を禁止するしかなくなります』と伝えました。当初はほぼ連日、店に来ていたんですが、だんだん来店頻度は落ちていきました。ただ、どんどん態度は悪くなっていきましたね。結局、数カ月前に追加トッピング禁止をメニューに付け加えました。この人だけダメにしようとも思ったんですが、『なんだ俺だけダメなんだ』と抗議されるかもしれないので、一律で追加トッピング禁止となりました」

イスを倒し、調味料もぶちまけ…

ーー今回、当該客の来店は久々だったのでしょうか?

「1カ月ぶりくらいでしょうか。もう(追加トッピングを)言わないかな、と思っていたんですが、やっぱり注文してきたので、『メニューに書いてある通りなのでダメです』と店員が伝えたんです。そしたらイスをぶっ倒したり、いろんな大きな音をさせて出て行ったんです。『こりゃダメだな』と思って、店を出たところで『もう二度と来ないでくれ』と告げました。相手は無言でしたね。ラーメンにはつまようじだけでなく、テーブルにあったコショウや一味唐辛子もぶちまけられていました」

ーー3月22日に出禁にし、当該客から反応はありましたか?

「この人かどうか分かりませが、非通知着信で『今から行ってやるから』という電話がありました。営業時間が終わって、今待っているところなのですが、話の内容によっては警察を呼ぼうかなと思っています。20年以上やってきて、こういうお客さんは初めてです」

 ◇  ◇

ツイートは3万以上リツイートされ、「これは無いわ」「幼稚すぎる」など、店主の対応に賛意を示すコメントが大半を占めました。一方、ルールができた経緯を知らず、「トッピング1回目は許してよー」と当該客に同情的な意見もありました。店主は「店が悪い、という風にも書かれてもいるようですが、なかなかツイートで経緯をすべて説明することができません」と声を落とします。来店された方は、ぜひ直接メッセージをお伝えください。

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