「リアルすぎ」「写真かと思った」水の絵が本物にしか見えないと話題に 波のゆらぎや反射する光まで、巧みに表現

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「アクリル絵の具で、水の絵を描いています」

というコメントとともに紹介されているYas | 青ヰ 鱗さん(@0_skyblue)のイラストが本物にしか見えないと話題になっています。

Yas | 青ヰ 鱗さんについては、以前にもまいどなニュースで、「リアルすぎるレモンやトマト」のデジタルアート作品を紹介させていただきました。

今回紹介させていただくのは、アクリル絵の具を使ったアナログの絵画です。

青く透き通った水の色、細かく揺れる波に反射する光の粒、そして底に見えるタイル…デジタル同様にアナログも本当に素晴らしいですね!

ツイートのリプ欄でも、驚きと称賛の声が相次ぎました。

「めっちゃ綺麗だ…」
「水のゆらぎ本当に大好きです」
「写真かと思いました…水って描くの難しいので凄いです」
「手の陰影や足を入れた時の見え方がリアル過ぎて本物かと思いました!!」
「写真ではなく絵を見せて欲しいんですが(訳:上手すぎませんか)」

絵は写真を参考に手掛けるというYas | 青ヰ 鱗さんですが、実際の写真と比較すると、その素晴らしさがより良く分かります。

水を思わせる色遣いや対象物をよりダイナミックに描く構図…写真に負けていないどころか、写真よりもリアルな印象さえ受けてしまうのですから驚きです。

しかし、これだけの大作を仕上げるには、果たしてどのくらいの時間が必要なのでしょう?

Yas | 青ヰ 鱗さんにおうかがいしたところ、F40サイズ(1000×803ミリ)の絵だと1週間、F100サイズ(1621×1303ミリ)になると2週間ほどかかるとのこと。

以前、デジタルイラストについて取り上げた際は、かかる時間について3~4時間程度と話していたYas | 青ヰ 鱗さん。やはりパソコンで色々な処理ができるデジタルに比べて、実際に人の手で描くアナログイラストの方が、かなりの時間を費やしてしまうものなのですね。

また、作成時に苦労した点についておうかがいしたところ、次のようなお話がありました。

「アクリル絵の具で描いており、キャンバスのサイズも大きいので、構図のバランスを取るのが難しかったです。また、離れて見ないと色のコントラストがよくわからないため、何回も席を立って離れて見て、色を置いていく、という作業も必要でした。このような、絵画ならではの作業がデジタルと比べて大変でした」

このように、時間と労力を費やして作られた作品には、絵に込められたダイナミックさや、躍動感を直接感じることができます。これこそが、アナログ絵画の魅力と言えるのかもしれませんね。

Yas | 青ヰ 鱗さんは、水以外にもスイーツや果物のイラストも手掛け、また写真も撮影されています。そのほかにも、スイーツの開発や、ご自身の作品のグッズ化・画集の出版など、マルチに活動されています。

また、今後の取り組みについて、「私の作品はすべてが自分で撮った写真や、自作したスイーツ、ハーバリウムを元にして描いているので、絵だけでなく今後は写真の腕をもっと上げ、スイーツだけでなくミニチュア作品など、何か絵のモチーフになるものをさらに創り出していけるようにスキルを磨きたいです!!」と語っていました。

Yas | 青ヰ 鱗さんの挑戦はこれからも続きます。

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■Yas | 青ヰ 鱗さんのTwitterはこちら
 →https://twitter.com/0_skyblue

■Yas | 青ヰ 鱗さんのInstagramはこちら
 →https://www.instagram.com/0_midnight_butterfly/

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