厳しい寒さが続く2022年1月13日、北海道の新千歳空港は大雪に見舞われました。約60便が欠航し、乗客約200人が空港のロビーなどで一夜を過ごしたという報道が流れる中、空港駐車場の車が雪に埋もれた画像が投稿され、SNSで話題になりました。日報さん(@nippou_)が「新千歳空港に車置いてる人、旅先でスコップ買って戻った方がいいと思うよ!!空港にはスコップ売ってないから!!」とメッセージを添えると、「道民ならスコップは積んでる・・・はず」「お客様…スコップ機内持ち込みは(笑)」「車までたどり着くのも大変そう」と反応が寄せられ、2.4万件のいいねが付きました。豪雪地帯に住んだことがない記者にはさらっとした雪に見えるのですが、スコップでないと取り除けないのでしょうか?日報さんに聞きました。
ーー車にこんもり積もった雪は、一見さらっとしてそうですが、水をかけたり、ワイパーを動かしたりして取れないものでしょうか?
「雪は重いので、スコップがないとどかせられません。ワイパーは動きません。外は氷点下なので水をかけたら雪に染み込んで車ごと凍ります」
なんと…氷点下では水をかけたら車ごと凍り付くと。ではどうすれば、雪に埋もれる事態を回避できるのでしょう?
「新千歳空港には立体駐車場があるため、冬に車を置かなければならない時はそちらをお使いになるのがよろしいかと思います」
◇ ◇
確かに立体駐車場の方がよさそうですね。初めて新千歳空港へ立ち寄る方は、大雪への備えをぬかりなく。