対向車が自分の車線に…あり得ないと思いきや意外とある? 運転中の危険行為に要注意

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

車を運転している時の驚くべき光景の写真が話題となっています。

写真を撮影されたのは馬鹿旦那(@Ryosan0014)さん。実は2016年に撮影したものだそうですが、最近になって再びTwitterで紹介され注目を集めました。

対向車がこちら側の車線に…!

写真の場所は、福岡県北九州市にある交差点。信号待ちをする馬鹿旦那さんの車の前方には対向車が停車しています。しかし、なんとその車、対向車線ではなくこちらの側の車線に入っています。

対向車が自分の車線に入ってくる状況は、明らかに危険。ましてや、交差道路から車が曲がってきたら、衝突の可能性もあります。

馬鹿旦那さんに当時の状況について聞いてみました。

――どのような経緯でこの写真を撮られたのですか?

馬鹿旦那さん:私が当時通っていた専門学校の帰宅途中に、信号で停車をしていたら前方にも車が停車したのですが、よく見ると反対車線ではなくこちらの車線に停車していました。焦って思わずカメラを向けてしまいました。

――なぜ相手の車は逆側の車線に入っていたのでしょう?

馬鹿旦那さん:私は左折しようとしていたのですが、相手も同じ方向に曲がりたかったみたいです。

――わざと反対車線に入った様子でしたか?

馬鹿旦那さん:こちらが見る限りでは、相手は自分が反対車線にいるという認識すらなかったように思います。

――右折レーンと間違えて入ってしまったのではないかということですね。しかし、いずれにせよ、交差車線から車が曲がってきたら危ない状況です。実際に曲がってくる車はいなかったのでしょうか。

馬鹿旦那さん:幸いにも相手の車側に曲がろうとする車はありませんでした。しかし、もしそのような車があったら…と思い、ヒヤヒヤしたのを覚えております。

――信号が変わってからはどうなりましたか?

馬鹿旦那さん:信号が青になった時、こちらの方が頭を相手より出していたため先に曲がることができました。

馬鹿旦那さんによると、相手の車は宮崎ナンバーのレンタカーだったそう。慣れない土地で、つい間違えて対向車線に入ってしまったのかもしれません。しかし、いずれにせよ、一歩間違えばあわや大惨事という状況であったことは間違いないでしょう。注意していただきたいところです。

他にも危険な状況を目撃した例が…

また、このような状況を目撃した例は、これだけではありません。

真面目な変態紳士MKII改さん(@Nmv7NiqD7znspbO)も同様の話をTwitterで紹介しています。

「信号待ちをしていたら、中央分離帯の向こう側(反対車線側)で車が自分の進行方向に走ってきて、右折ウインカーを出して停車した」という状況。対向車線側に車が入っているという点で、先ほどの馬鹿旦那さんの状況と同様です。

さらに、真面目な変態紳士MKII改さんによると、これまでに3度ほど逆走行為の場面を目撃しているそうです。

相手の車が自分の方の車線(相手の車側から見ると対向車線)に入ってくるなど、普通に考えてあり得ないように思えますが、このような遭遇例の多さを考えると、意外にありがちなことなのかもしれません。

危険行為を自分がしてしまう可能性も…?

今回紹介したようなケースを含め、運転中はさまざまな危険行為をする車に遭遇することがあります。そのため、ドライバーは細心の注意を払って運転する必要があります。

もちろん、意図的にそのような危険な行為に出ることは言語道断です。しかしながら、馬鹿旦那さんが話されていたように、そのような行為を知らないうちにやってしまったという状況もあり得ます。

逆に言えば、自分自身がいつ間違えて、危険な運転をしてしまわないとも限りません。

運転中のこのような行為は、故意・過失にかかわらず取り締まりの対象になったり、周りの車や歩行者を巻き込んだ大事故につながったりするおそれもあります。

万が一の時に、「うっかりやってしまった」という言い訳は通用しません。事故の被害者にも加害者にもならないよう、久しぶりに運転する方や慣れない土地を走る場合は、十分に注意するようにしてくださいね。

   ◇     ◇

馬鹿旦那さんのTwitterはこちら→https://twitter.com/Ryosan0014

真面目な変態紳士MKII改さんのTwitterはこちら→https://twitter.com/Nmv7NiqD7znspbO

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