「車屋さんの車エビ」!? 新鮮な車エビ買える自販機を設置した「車屋さん」いったいなぜ?

京都新聞社 京都新聞社

 「車屋さんの車エビ」と銘打ち、京都府久御山町佐山の自動車販売・整備業者が車エビの自動販売機を敷地内に設置した。新鮮な状態で冷凍した車エビのおいしさを広めようと関西で初めて導入。色鮮やかな外観も相まって、通行人らの注目を集めている。

 「嶋自動車」代表の嶋敏克さん(48)は、釣りに訪れた和歌山県白浜町で車エビ加工・販売会社「キャピタル」(鹿児島県薩摩川内市)の養殖場に立ち寄り、車エビを土産に買うと「新鮮でとてもおいしかった」ため、知人にも勧めてきた。

 同社が薩摩川内市で車エビの自動販売を始めたと聞き、嶋さんも「スーパーでは手に入りにくい国産車エビを手軽に味わってほしい。車屋が売るのも面白い」と、全国4例目の設置を決めた。

 外観で目をひこうと、車エビと自動車を合体させたキャラクターや、京都らしく鳥居や五重塔のイラストなどを描いた。同社から仕入れた車エビを200グラム(8~10尾)2千円で販売し、250グラム(15~17尾)3千円のみそ漬けもある。

 3日から稼働し、多くの人が購入や撮影に来ているという。嶋さんは「24時間好きなときに買えるのが強み。他のエビとは味が全く違うので一度食べてみて」と語った。

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