オフィスワークの女性464人に聞いた「通勤服」の悩みは…「コーデがマンネリ」「コーデを考えるのが大変」

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会社や業界によって、通勤服のドレスコードはさまざま。就職・転職・異動したばかりだと「どんな服装が正解?」と不安になる人も多いのではないでしょうか。オフィスワークをしている女性464人に「通勤服の悩み」について聞いたところ、ダントツの1位は「コーデがマンネリ」状態になっていることでした。ちなみに、いちばんコーデの参考にしているのは「上司・同僚」の服装だそうです。

株式会社ビズヒッツが、2021年10月に聞いた調査で、おもに30代(40.6%)、20代(26.3%)、40代(24.8%)が回答しています。通勤服は半数以上が「オフィスカジュアル」(51.3%)で、「カジュアル」(33.6%)、制服(8.8%)となっています。具体的には以下のような回答がありました。

【オフィスカジュアル】
・トップスは明るい色のブラウスやシャツで、気温に合わせてカーディガンを羽織ります。下はロング丈のAラインスカートやワイドパンツ。靴は基本的に黒のパンプスです(20代、請負事業の総務)
・パンツにカットソーを合わせたスタイルが多いです。装飾品など華美なものは着用しません。また白・紺・ストライプなどどのようなビジネスシーンでも困らない色を選択しています(30代、金融系の事務)
・おとなしめな色の膝丈シャツワンピースにカーディガン(40代、メーカーの庶務)

【2位 カジュアル】
・黒スキニーにオーバーサイズのTシャツ(20代、商社の経理事務)
・パーカーやTシャツにスカート(30代、建設コンサルタントの総務事務)
・デニムパンツにカットソー(50代、人材支援企業のPCオペレーター)

【3位 制服】
・黒いパンツに制服のポロシャツです(20代、建設業の総務事務)
・制服のベストとスカートに、私物のシャツ。寒い日はニットのカーディガン等を羽織ります。足元は黒タイツにパンプスです(30代、メーカーの営業事務)
・指定のブラウスとスカートとベスト。制服で通勤しているので毎日同じです(40代、工場の一般事務)

通勤服…「コーデを考えるのが大変」「温度調節が難しい」といった悩みも

通勤服についてどのような悩みがあるかを聞くと、「コーデがマンネリ」のほか、2位「コーデを考えるのが大変」、3位「温度調節が難しい」といった回答が続きました。上位の内容と、具体的な回答は以下の通りです。

【1位 コーデがマンネリ】
・服の組み合わせのレパートリーが少なく、同じコーデの日が多くなってしまう(20代、金融事務)
・毎日似たような服ばかりになってしまう(30代、損保の営業事務)
・パターン化して洋服を選んで着用していますが、選ぶことは楽な反面、どうしても飽きてしまう(50代、地方自治体の事務補助)

【2位 コーデを考えるのが大変】
・毎日考えるのが大変。バリエーションがあまりないので、それを悟られないようにするのが悩み(20代、ベンチャー企業の事務)
・1週間で服装が被らないようにしたいので、思い出しながら服を選ぶのが大変(30代、事務職)
・変化をつけたり、気温やアフターの用事を考慮してなど、毎日のコーディネートを考えるのが面倒くさい(50代、教育サービス業の一般事務)

【3位 温度調節が難しい】
・職場が寒い環境のため、体温調節が難しい(20代、IT企業のテスター)
・制服は中にあまり着こめないので、真冬は寒くて防寒対策に苦労します(30代、建設機械レンタル業の総務事務)
・職場の室温に合わせたブラウスを着ると、通勤時は暑すぎたりすること(40代、病院の事務)

【4位 好きな服が着られない】
・電車通勤のため、ヒールが履けないこと(20代、商社の営業事務)
・本来の好きな服装ではないこと(30代、総務事務)
・自転車通勤なのでロングスカートやフレアパンツは車輪に巻き込まれそうではけない(40代、食品系の事務)

【5位 パンプスが負担】
・通勤時はパンプスが推奨されている。パンプスで長い距離を歩くこともあり、足への負担がかかる(20代、メーカーの経理)
・服装に合わせてヒールの靴を履くことが多いので足が疲れる(30代、メーカーの一般事務)
・踵がないタイプのサンダルであれば楽に履けて靴擦れせずに済む。けれどドレスコードがあるため踵がない靴が履けない(40代、コールセンターのオペレーター)

通勤服の参考にしているのは…

また、通勤服のコーディネートを考える際に何を参考にしているか聞いたところ、1位の「上司・同僚」に続いて、「雑誌」「SNS」「街行く人」といった回答が続きました。上位の内容と具体的な回答は以下の通りです。

【1位 上司・同僚】
・先輩を見て、その人より派手にならないようにしています(20代、社内ウェブ担当)
・先輩の服装を見て、どこまでカジュアルでもいいのか判断しています(30代、不動産関係の人事総務部)
・周りの同僚や上司を参考に、浮かないようにしています(40代、業務用食品卸の事務員)

【2位 雑誌】
・雑誌を見て、私の好きな系統の洋服を着ているモデルさんを参考にしています(20代、受付)
・オフィスカジュアルが載っている雑誌(30代、メーカーの事務職)
・雑誌を参考にしてます(40代、会計事務所の事務員)

【3位 SNS】
・SNSでプチプラコーデを調べる(20代、人材派遣の事務)
・特定の人はいませんが、SNSでかわいい服を見かけたら取り入れます(30代、事務職)
・SNSで「40代コーデ」や「オフィスカジュアル」のハッシュタグをフォローして参考にしています(40代、テレフォンオペレーター)

【4位 街行く人】
・街で見かけた女性を参考にすることが多いです(20代、製造業の事務職)
・電車に乗っている人や駅にいる人などを参考にしています(30代、システム運用補佐)
・通勤時に見かける人の服装を参考にすることもあります(50代、派遣写真)

【5位 オンラインストア】
・ブランドのアプリでコーディネートを参考にしています(20代、人材派遣会社の営業事務)
・特定の参考人物はいませんが、通販サイトのコーディネート例を参考にしています(30代、メーカーの営業事務)
・服はネットで買うことが多いので、ショッピングサイトで紹介されているものを参考にします(40代、小売業の人事)

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