海水浴や川遊び、昆虫採集…夏休みの小学生と言えば、無邪気に自然の中を駆け回る姿が目に浮かびます。しかし今、SNS上では10年後の結婚式に向けてウェディング会社に問い合わせた小学生が話題になっています。
「9歳の男の子から、10年後に彼女と宇宙で結婚式したいから相談させてくださいって問い合わせがあったんです。」
そうTwitterに投稿したのは、株式会社CRAZYの松田佳大さん(@yosshi007)。株式会社CRAZYは「本質的で美しくユニークな結婚式」を提供するウェディングブランド”CRAZY WEDDING”を展開している会社です。
そして今回、問い合わせをしたのは、小学生のしょうま君。
しょうま君が考えた「宇宙で結婚式」というユニークな発想に2時間向き合い、11億円の見積もりを提案したんだそうです。
この投稿に、Twitter上では
「素敵すぎます。そして、男の子の枠に囚われない発想は、刺激的です。」
「この子には11億稼ぎきって夢をしっかり叶えてほしい!めちゃかっこいい!」
「見ていて嬉しくなって、涙出てきてしまいました」
と多くの反応が寄せられています。
実際にしょうま君と打ち合わせを行ったプロデューサーの田口好美さんに話を伺いました。
***
青島ほなみ(以下「青島」):CRAZY WEDDINGとはどんな事業なのでしょうか?
田口:新郎新婦の希望が反映されずらいパッケージ型の結婚式が当たり前だった時代に、オリジナルウェディングという二人らしさを表現できる新たな選択肢を生み出し、様々なメディアに取り上げられました。現在では、「結婚式は準備が大変」「目立ちたくない」という声が増える中、従来の結婚式で当たり前とされてきた高砂に着席するスタイルや形式的な進行をなくした“お披露目をしない”結婚式を「IWAI OMOTESANDO」中心に提供しています。
青島:今回、しょうま君からの問い合わせがあった時の社内の反応はいかがでしたか?
田口:とても勇気を出して問い合わせをしてくださったと感じられたので、純粋な気持ちに対して私たちも力になりたいと思いました。お問い合わせをいただいた後、すぐにいただいたご質問に対しての返答をまとめていました。自分が何かアクションしたら世界が拓ける事を体感していただきたかったので、ご面会時は通常のお客様と同じように名刺をお渡ししたり、どのような結婚式を行いたいかをヒアリングするなど、一人の新郎様として誠心誠意ご対応させていただこうと思っていました。
青島:見積り11億円の内訳を教えてください。
田口:宇宙ステーション旅費交通費として10億円、その他結婚式費用として300万円とさせていただきました。
宇宙へ行くための詳細な金額は、ご面会にてしょうま君と一緒にパソコンを使って調べました。やはり調べても色々な見解があったので、「もっと具体的な内容はJAXAに問い合わせよう!」となりました。この後、JAXAに直接問い合わせを行い、お返事をいただいています。
***
見積りを受けたしょうま君は、「これくらいしちゃうか〜!いっぱい稼がないとだな〜!」と未来を想像して笑みをこぼしていたとのこと。10年後、世界中にビックニュースが巻き起こっているかもしれませんね。CRAZY WEDDINGでは、ふたりが着席する高砂をなくした結婚式をはじめ、展示型や宿泊型など画期的な結婚式を実現されています。気になった方は、ホームページをチェックしてみて下さい。
CRAZY WEDDING
公式サイト:https://www.crazy.co.jp/