楽しい夏休みを緊急事態宣言が直撃 「少しでも明るい思い出を」小学校でイルミネーション企画

黒川 裕生 黒川 裕生

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、4回目の緊急事態宣言が発令された大阪府(8月31日まで)。お祭りや花火で楽しいはずの夏休みが、またも「我慢の時期」になってしまった。寝屋川市の池田小学校区では9月中旬まで、「ささやかだけど子供たちに楽しい思い出を残してあげたい」と、地域の大人たちが小学校のフェンスに青いLEDライトを取り付けたイルミネーション企画、その名も「池SHOW⭐︎ルミネ」を実施している。

同小のPTAと池田校区地域協働協議会が共催。コロナ禍で暗いニュースが続く中、なんとか地域を盛り上げようと、2020年12月から数カ月おきに小学校のイルミネーションや桜のライトアップ、鯉のぼりの掲揚に取り組んできた。

今回の“サマールミネ”は、コロナ禍の最前線で戦う医療従事者をはじめとする人たちへの感謝を示しつつ、住民らの感染拡大防止に対する意識をあらためて喚起しようと青い光を基調に。さらに、現在開催中の東京五輪にちなんで手作りしたオリンピックシンボルも飾っている。

企画を進めてきた同協議会の担当者は「地域の子供と大人、そして医療従事者の皆さんの気持ちが少しでも明るくなりますように」と話している。

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