漢字の部首を擬人化したキャラクター「あめかちゃん」の開発で知られるベンチャー企業「コトバノミカタ」（兵庫県宝塚市）は、 オンライン通販サービスSUZURIでオリジナルアイテムの販売を開始した。 収益の一部を教育支援に活用するビジネスモデルで、教育格差の是正に貢献する。
「あめかちゃん」は、京阪神を中心に講座を開催し、雨冠や竹冠などのかわいいキャラクターが人気を得てきた。講座内で配布したキャラクターの絵柄が入ったコップや缶バッジ等が参加者に好評だったため、商品化を検討。 受注生産販売を行うモール型オンライン通販サービスSUZURIで、オリジナルアイテムの販売を開始した。
同社は、収益の一部を教育支援に活用するビジネスモデルで、教育格差の是正に貢献したいと考えている。 通販事業を収益化することで、講座や教育コンテンツの無償提供や、教育支援団体への寄付を予定している。
日本の子どもの学力は、塾などの学校外教育費支出と相関関係にある（文部科学省文部科学白書）。所得格差が 教育格差を生み、貧困が次世代に連鎖していくことが社会問題となっている。
コトバノミカタの本下瑞穂代表取締役は「創業時から受益者負担にならない教育活動を実現したいと考えてきた。かわいい漢字キャラクターのアイテムが、教育格差の是正に少しでも貢献できれば」と話す。
SUZURI漢字キャラクターあめかちゃんのページ https://suzuri.jp/amekachan
漢字キャラクターあめかちゃん公式サイト https://amekachan.jp
