「大人の口約束は信用できない」お菓子を買ってもらうために、4歳児が考えた方法を漫画に「頭よくてびっくり」

太田 浩子 太田 浩子

 子どもの頃、自分は約束を守らないと怒られるのに、親は約束をすっかり忘れてるなんてことありましたよね。たった4歳の女の子が、どうすれば「そんなこと言ったっけ?」と言われずにすむのかと、とっさに考えた漫画が3.3万いいねがついて話題になりました。

 女の子は、1歳と2歳の弟がいる元気で明るいお姉ちゃん。ある日、「お休みになったらお菓子をたくさん買いたいなぁ」と目をキラキラさせて夢を語ります。お母さんのおやま(@oyamaoyadayo)さんは、家事をしながら「いいよ 買おう買おう」と返事しました。これを聞いた娘ちゃん。なんだか嫌な予感がしたのか、突然「じゃあ、書いて!」「お菓子たくさん買うって、今!書いて!」と迫ります。

 4歳にして「念書」らしきものを思いつくという内容に、
「いやホントに…しっかりしてますね」
「『お年玉良かったねー、無くしたらいけないから預かってあげるねー』が通じない子(笑)」
「頭よくてびっくり」
「口約束はほんとに 信用できないですからね!」
「これは将来有望ですね!」
「子どもの頃これやる考えなかったな~」
と驚きのコメントが集まっています。

 おやまさんは「書いて!」と言われて実際に書いてあげましたが、「同じことを、小さい頃にお菓子ではなくてお小遣いで取引しようとしたら取り合って貰えませんでした。ちゃんと書いてあげるおやまさん優しいですね(;ω;)」という人や、年齢によっては「可愛げがない!」と怒られたという人もいました。いろいろな親御さんがいると思いますが、うやむやにされると余計に納得できないかも。約束したなら書けるはず…。

 とはいえ、こちらは4歳児さん。いつもよりちょっぴり多いお菓子をちゃんと買ってもらおうと考えた末に思いついた方法です。漫画家のおやまさんに聞きました。

──娘ちゃんは、書いてもらったら確実!と感じるような体験をしたのかしら?

 全然思い当たらないので不思議です。

──そうなんですね!それは不思議です。もともとしっかり者?

 しっかり者というよりはマイペースです! 姉御!って感じで一番強いです。弟達からはとても好かれていますね。それと、言ったことを色々覚えているのですごいなあと思います。1年前とか2年前のことなどもふと口にしたりします。

──そんな前のことも覚えてるなら、親は忘れてるって思ったこともありそうですね…。「書いて」って言われた時はどう思いましたか?

 私よりしっかりしてるなと思いました。でも書いた紙はそのへんにペラっと転がってました…。満足したようです。

──そこは4歳児さん(笑)。それで、実際にお菓子は買ってあげたのでしょうか?

 普段は保育園に行っているので、週末のお休みにいつもよりたくさん買いました。娘は、買ってもらって喜んでいました。お菓子は何回かに分けて食べていましたが、そのときの気分で弟にもあげたり、絶対にあげなかったりでした。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース