「仮面ライダー」と「うなぎ屋」と 2020年全局制覇女優・松本若菜の原点

石井 隼人 石井 隼人

“バミリ”“肩なめ”も知らなかった14年前と違い、今では撮影現場での立ち振る舞いをそれなりに知るようになった。同時に生みの苦しみも。「デビュー当初はすべてが目新しいですから“楽しい!楽しい!”が先行。しかし年月を重ねて経験を積めば積むほど、役を作り上げる上での苦しみも知るようになりました」と心境も変化している。

加えて「楽しい」ではなく「嬉しい」に変わったのも進化の一つだろう。「佐々部監督のように、同じ方に再び呼んでもらえること。そこに私への信頼や期待を感じる。その思いをくみ取り、自分にしかできない何かを作り上げたいと思う。昨年はありがたいことに様々な作品に携わることができて、知り合いの方から“ずっと出ていない!?”と連絡をいただいたほどです。そんな反応が凄く嬉しい。今後も変わらず、一つ一つの仕事に向き合っていければと思います」と抱負。今年2021年も松本若菜の全局制覇を期待したい。

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