“Apple”の認証画面で話題をさらったツイッターアカウント「まるごと青森」(@marugotoaomori)が、新ネタを投下してくれました。むいた皮をモチーフにした遊び心あふれる「リンゴの皮マフラー」。しっかり果点も入っており、リプ欄ではさっそく品種の判定するユーザーが…。青森の人、すごいです。
アカウントを運営するのは、青森県観光企画課のまるごと青森情報発信グループ。観光情報や特選素材、おいしいもの、お店、メディア露出情報など、メジャーからディープまで青森を「まるごと」紹介しています。16日に画像を投稿したところ、「アイデアが最高です」「皮いい!」などの称賛とともに7万超のいいねが集まりました。
青森県の特産品といえばやはりリンゴです。一般社団法人青森県りんご対策協議会のサイトによると、全国の生産量75万6100トン(2018年産)のうちなんと6割が青森県産。青森リンゴの品種別生産量をみると、1位のふじが5割を占め、以下つがる、王林、ジョナゴールドと続きます。
さらにリンゴを推すべくグループが考えたのがリンゴの皮マフラーでした。「リンゴを通じて全国の皆さんに青森を身近に感じてもらいたいという思いで作りました」と狙いを語る担当者に聞きました。
―「かわいい」「アイデアが最高」などと好評です。
「実際に県産リンゴを実際に剥いた皮の形を参考に、東京都内のクリエイターが仕上げた一点物です。普通のマフラーと違って幅が一定でなく、リンゴの黄色い身や果点(表面の斑模様)など、リンゴの皮に見えるようにこだわっています」
―猫を抱いたり、リンゴを頭にのせたりするなど、マフラーをまいた人たちの笑顔がすてきです。
「皆さん面白がっていただきました。『このマフラーを巻いてリンゴの農作業をやろうかな』と冗談交じりに話す方もいました」
―気になる品種ですが…。
「モチーフとなった品種はサンふじです。理由といたしましては、認証画面の際と同様にふじ・サンふじが身近なリンゴの品種だからです。サンふじとふじの違いは、袋をかけて栽培したものがふじ、サンふじは無袋栽培です」
―一点物のため非売品なのですね。
「販売が目的ではなく、りんごをきっかけに全国の皆さんに青森を身近に感じてもらいたいという思いで作ったため、現在のところ商品化などは考えておりません」
同アカウントは近々リンゴの新ネタを投稿するとのこと。「まるごと青森」から目が離せません。