「モルカーが植木鉢だったら人生が輝くと思わないか?」 モルカ―植木鉢の制作レポートが話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

「モルカーが植木鉢だったら人生が輝くと思わないか?」

人気沸騰中のアニメ「PUI PUI モルカー」のモルカ―を模した植木鉢を制作したというレポートがSNS上で大きな注目を集めている。このレポートを投稿したのはフリーランスのイラストレーターとして活動するまおさん(@shen_mao)。

モルカ―のディテールはもちろん飼い主まで見事に再現されたその細やかな技に、SNSユーザー達からは

「かわいい…!シロモに勲章がついているし、パートナーさんまでついていて細かい」
「モルカーとの暮らしうらやましいです」
「割と本気で売ってほしい…」

など数々の称賛のコメントが寄せられている。

このモルカ―植木鉢についてまおさんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):モルカ―植木鉢を作ろうと思ったきっかけをお聞かせください。

まお:もともと多肉植物のための植木鉢を自作したいと思っていたのですが、どうせ作るなら何か自分にとって最高と思えるものがいいなと考えました。モルカ―をもっと日常で身近に感じたいという欲求…簡単に言えば「欲しいもの」と「作りたいもの」という二つの希望を満たすものが、モルカ―植木鉢でした。

鉄道模型用の人形をテラリウムに配置したりインテリアとして楽しむのが好きということもあって、このあたりがモルカ―の世界観とも相性がいいなと感じました。

中将:元々のご趣味がモルカ―植木鉢制作にも活きているわけですね。今回の制作にあたりこだわった点、苦労した点をお聞かせください。

まお:こだわったのはモルカ―の持つフォルムですね。どこから見てもモルカ―とわかるようなものにしたかったので。それとフェルトの持つ柔らかさとキャラクターの優しい性格を加味して、温かみのあるアイボリーにカラーを寄せました。

今回ほぼ初めて立体物を作ったので、材料や道具など使い慣れないものばかりでしたが、特に苦労したのは素材選びです。加工のしやすさをとってなんとなくウッドパテを選んだのですが、強度に不安がありました。そこでポリパテと呼ばれるフィギュア制作にも使われるプラスチック系のパテで補強を施し、なんとか完成にこぎつけました。ですが、あとから「ひなたぼっこ」という植木鉢専用の粘土があることを知り…。次回もしまた作るなら、そちらでチャレンジしてみたいと思います。

中将:立体物は初めてだったんですね!とてもそんなふうには見えませんでした。制作されてみたご感想はいかがでしょうか?

まお:はじめは「こんな塊が本当にモルカ―になるのか…?」という気持ちでいっぱいでしたが、制作を進めていくうち、突然「あ!これモルカ―だ!」って脳が認識する瞬間があってすごく衝撃的でした。ふだんイラストやロゴを作っている時にはあまり体験できないことだったので、作る事の楽しさを改めて感じさせてもらったような気がします。

中将:ご投稿に対して数々の称賛のコメントが寄せられていますが、反響についてご感想をお聞かせください。

まお:すでにモルカ―のかわいい二次創作や立体物などがたくさん投稿されている中なので、このように多くの方に反応を頂けるとは思っていませんでした。改めてこの作品の人気ぶり、愛されっぷりを実感しました。モルカ―はもちろん、飼い主さんにも注目してくださる方がたくさんいらして嬉しかったです!

「まお」さんプロフィール
フリーランスのイラストレーターとして「auxroro(アウロロ)」というブランド名で活動中。イラスト、ロゴデザイン、グッズ販売など幅広い創作活動を手がけている。「#輝きT」でTwitter検索すると今イチオシ「輝きシリーズ」の情報も。

公式サイト:https://auxroro.jimdosite.com/
SKIMA:https://skima.jp/profile?id=71030
Skeb:https://skeb.jp/@shen_mao
BOOTH:https://maoshop.booth.pm/
有償依頼まとめ:https://twitter.com/shen_mao/status/1301694699174944768?s=20

 ◇ ◇

今回のモルカ―植木鉢が初めて作った立体物というのは驚きだ。まおさんは普段、イラスト、ロゴデザイン、グッズデザインなどを手広く手掛ける前途有望なクリエイター。今後もその発信から目が離せない。

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