1803(享和3)年創業の京都の老舗和菓子店「亀屋良長」店主のツイッター動画が話題です。動画を見た同店ファンからは「手作業だったとは」「わくわくする」「感動」「値段の理由が分かる」「ずっと見ていられる」など、感嘆の声が寄せられています。
動画には同店のヒット商品「スライスようかん」の製造過程の一部が収められており、ブロック状の大きなようかんを1枚1枚、手作業で2.5mmの厚さにスライスするという途方もない作業が延々と続きます。同店によると、小豆の風味を感じながら最後まで美味しく食べられる厚みを追求し、この数字にたどり着いたそうです。
総売上数12万個の驚異的ヒット
スライスようかんは、パンにのせて焼くとアツアツの小倉バタートーストになるシート状のようかん。2018年、トースト用のスライスチーズから着想を得た同店女将が考案し、販売スタート。同店の既存商品に比べ年間500倍の売り上げを記録。約2年間での総売上数は12万個という驚異的なヒット商品になりました。
新商品は「カカオ味」
今月20日には新味「スライスようかん CACAO(カカオ)」が登場。丹波大納言小豆の小倉ようかんとカカオようかんのハーフ&ハーフで、小倉バターとフォンダンショコラのようなトーストが楽しめるといいます。1袋2枚入り、550円(税抜き)。常温で14日間。同店店頭や同店オンラインショップで取り扱い。