忙しすぎて、夫とまともに会話してない! 今年こそ挑戦…限られた時間で「夫婦の信頼関係」を深める方法

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子育てしながら夫婦共に仕事をしている生活は、限られた時間での情報共有が核となってくるので、会話も業務連絡の色が濃くなりがち。「何だか最近夫との会話が事務的で……」というママの話を聞くことも珍しくありません。限られた時間の中で夫婦の会話を無機質にせず、信頼関係を深めていくために、手軽に取り組めることを考えてみました。新しい1年のスタートにあわせて、ぜひチャレンジしてみませんか。

お互いの目を見て話そう!

ワーママの朝は忙しい! 複数のことをどんどん片付ける中で、気づいたら夫とまともに会話していない、話はしたけれど顔をよく見ていない、なんてことはありませんか!?

限られた一緒の時間に夫婦間の「業務連絡」が占める割合が大きくなるのも、ワーママの特徴。「今度の日曜も半日仕事が入っちゃったけど、あなたは大丈夫?」「俺も昨日、日曜の仕事が入っちゃったんだ」「えっ! フェミサポ(地域のファミリーサポートシステム)かシッターさん、確保しなきゃ!」。こんなバタバタとした朝も珍しくないかもしれません。出勤時間も帰宅時間も働く形態も、夫婦で全く違うケースもあり、出張も入れば何日か顔を合わせないこともあるでしょう。

顔を合わせていないことに特に気も留めないようになってしまっていたら、危険信号。顔を合わせて話ができる時には、何か作業中であっても、意識してお互い相手の目を見ましょう! アイ・コンタクトは、心では思っていてもうまく表現できない気遣いを伝えてくれます。

また、話しかける時にポンと肩を叩くなどの小さなスキンシップも、事務的関係防止に効果大。筆者はこのことを小学生の子どもたちから教わりました。

日々顔を合わせているのに、就寝前や登校時に、「おやすみ、握手!」「行ってきます、握手!」と握手を求めてくるのです。眠る前の何となく不安な時間や、朝のバタバタの時間に家を出る前に手をしっかりふれ合わせることで、ホッとするそうなのです。いつの間にかこちらも握手によってホッとするようになっていました。

新婚間もない頃じゃないんだから、別れ際にハグしたりチューしたりなんて!と感じる場合は、「じゃあね!」と軽く肩を叩くだけで、雰囲気がガラッと変わり、お互い清々しい気持ちで仕事に専念できるかも!

NGワードに縛られすぎない

家事、育児について夫から妻への「手伝おうか?」という言葉は、今や代表的なNGワード。「手伝うって? 育児も家事も分担すべきことなのに」と、このワードにイラッとするワ―ママも。

他にも妻の方が日常的に子どもとの時間が多い場合、「お前は子どもとの時間があってうらやましい」と言われれば、「じゃあ、あなたが仕事を早く切り上げて帰宅してからの家事育児もやってくれるの?」と思ってしまうのもありがちです。日々の疲れや夫との分担体制への不満が少しずつ風船のように膨らんでいくと、ある日突然、相手が何気なく発した言葉で破裂し、まくしたてるように怒ってしまったり……。

悪意に満ちた言葉は論外ですが、たとえば「手伝おうか?」「子どもとの時間が長くていいな」という言葉には、多くの場合、悪意はないでしょう。

夫の方もあまりNGワードを気にしすぎると、会話が委縮することにもなりかねず、本末転倒になってしまいます。

筆者もいわゆるNGワードを悪気など全くない夫から聞くと、「はあ?」となってしまうことがあるのですが、お互いに気に障った時には感情的にならずにその理由を伝え、気持ちよい会話につなげていきたいなあ……とよく思います。

それぞれがリフレッシュできる時間を作り出す

風通しのよい関係を目指すには、双方に心の余裕が必要。お互いが1人になれるリフレッシュデーを作るのも1つの方法ではないかと思います。

夫婦ともに土日が休みだったり、そうでない場合も時期を揃えてまとまった休暇が取れたりした場合、「ママの日」「パパの日」を作ってみてはいかがですか。

半日~1日、完全に片方がフリーになって1人で好きなことをしたり出かけたりできるように、もう片方が家事や育児を担当する。2~3カ月に1度でもそういう機会があるとお互い英気を養え、パパにとって育児や家事にがっつり向き合うちょっとしたチャレンジになります。

工夫次第でももっと楽しく

夫婦共に仕事を休むことができ、子どもと一緒に過ごせる日には、色々な体験を共有したい……。

いわゆるお出かけだけがレジャーではありません。近くの公園におにぎりを持って家族で出かけるのも新鮮。家族でゆっくり過ごせる夜には、子どもを寝かせてからの「おうち居酒屋」もおすすめ。無理のない範囲で料理を分担したり、時には思い切ってこだわり食材のお惣菜をお取り寄せしてみたりすると、それを選ぶ過程の会話も楽しいかも!

これらは、筆者自身が夫との会話が事務的になりがちな中で考えてきたことで、実践できていることばかりではありません。そんな中でもやはり、小さな「楽しい」「嬉しい」を夫婦で共有することが、子どもたちとの毎日の土台にもなるのかなあと感じています。「我が家ではこんな工夫をして夫婦のコミュニケーションを楽しんでいるよ!」というアイデアも、皆さんに教えていただきたいなあと思っています!

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