12月20日日曜日、大阪・舞洲スポーツアイランド「空の広場」の特設会場で「昭和レトロカー万博2020」が開催されます。
名前の通り、昭和の時代に活躍した自動車が集まるこのイベント。まるで懐かしいあの頃にタイムスリップしたかのようなノスタルジーに浸れることうけあい。
主催は昭和レトロカー万博実行委員会(株式会社八重洲出版内)、レトロ/クラシックカーのオーナーと来場者が交流できるイベントを、と企画されました。
予定される展示車両数は500台以上。会場では車両本体のオークションをはじめ、グッズやパーツのフリーマーケットもあり、また飲食ブースも。クルマ好きはもちろん、家族連れでも楽しめるのではないでしょうか。
今回はこの来週開催の昭和レトロカー万博2020に向けて、昨年開催された2019の様子を写真とともに振り返ってお伝えしたいと思います。
2019年11月17日、快晴の大阪南港。ゲートをくぐるといきなり現れたのが、約200台の往年の名車たち。スーパーカーブームの頃に憧れたフェラーリ・ディーノ、その隣には機関銃を載せたウィリス・ジープ、さらにまるで宇宙船のようなシトロエンDSと、バラエティに富んだ顔ぶれが並んでいます。一見するととりとめのないように感じるそれらに、共通するのは「昭和」という時代。(ただし、一部メルセデス・ベンツのパテント・モトールヴァーゲン(1886年)など、昭和よりも古い時代のものもあり)
実際のクルマ以外にも、昔懐かしいプラモデルのフリーマーケットやラジコンカーの操縦が体験できるブース、また「刷毛とローラーを使って車塗り替え実演中」などというコーナーもあって、とにかく飽きません。
運転席に乗せてくれたり、実際にエンジンを掛けてみせてくれたりするオーナーさんも居て、全体に和やかな雰囲気です。
産業技術短期大学のものづくり研究室が展示していたメルセデス・ベンツ1号車は、学生さんが頑張って手でエンジンを始動、ぱん、ぱん、ぱんというのんびりしたエンジン音を響かせていました。
この昭和レトロカー万博、大阪南港で開催された2019が第一回目で、9000人を超えるファンが訪れました。また当日は会場周辺もレトロな昭和のクルマがたくさん訪れ、南港全体が昭和の空気で溢れていました。第二回の今年もきっと、大変に盛り上がることでしょう。
今年もあのクルマに会えるかな、なんていまから楽しみになってきたのではないでしょうか。
なお、イベントの詳しい内容は https://retrocar-expo.jp/ でご確認いただきますよう、よろしくお願いいたします。