ソレイユ(@Oa1Un)さんが投稿した、ストーブの前の2匹の猫さんの写真が話題です。1枚目は、ストーブに近づきすぎだとソレイユさんに指摘されて「え?ダメなの?」と振り返っている2匹。2枚目は、危ないからストーブから少し離されちゃいました。ところがいつの間にかストーブに寄ってしまい「あれ?近かった?」と振り返っている3枚目。だめだよねぇ!ということで、ストーブが消されちゃいます。すると、2匹ならんで「ストーブつけてニャ」と訴える4枚目の写真が(笑)。
ソレイユさんによると「毎日があの調子で無限ループ。冬の風物詩!」だそうで、茶トラの1号くん(推定12歳)のストーブラブを毎年楽しみにしているフォロワーさんもいるそうです。
リプ欄には、
「面白い~訴えるふたりの目線がたまらにゃい」
「表情がなんとも言えないくらいかわいいですね!」
「゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ 四コマ漫画じゃん笑笑」
「ふたりがみごとにシンクロしてる上に、揃ってものすごい圧をかけてきますにゃ」
とかわいらしい2匹の訴えに6.5万リツイートと31.7万ものいいねがついています。
ちなみにこのあと、ソレイユさんはご要望通りにストーブをつけてあげましたが同じことを繰り返し、いよいよ終了かと思ったところでシャム風のなみちゃん(1歳7カ月)がソファに移動したため、1号くんだけで上手にストーブを使えたそうです。
こげちゃったりしたら危ないので対策を…という声に「いろいろと心配してくださったり、アドバイスくださった方に感謝しています。対策はいくつかしましたが、思うような効果がでなくて、危険が増していると判断してこの方法になりました。ですが、エアコンなどを併用しているので1日中ストーブをつけてはおらず、必ず横にいます。これからは、さらに気を引き締めて安全に気をつけていきます」とソレイユさん。
ストーブを愛してやまない1号くんは、もとはノラ猫さん。猫の秘密結社NNN(※)に知られているのか、ソレイユさん宅の猫さんは、先代猫さんを含めてみんなお庭にあらわれて保護されました。
※ 猫の秘密結社NNN:「ねこねこネットワーク」の略。ノラ猫の間で、ネコ好きの人が住む家の情報を共有していると言われています。
1号くんが保護されたのは10年前の夏。骨が見えるほどやせ細った姿で、庭のセミを食べていたそう。ソレイユさんは、まったく人に慣れない1号くんをなんとか保護します。ところがしばらくは、家の中でも姿を見せることがなく、幻の猫状態に。さわらせてくれるまで半年、抱っこするまで1年かかったそう。写真を見せてもらうと、保護された当初と顔つきが全く違って、今は甘えん坊でクリクリのお目々です。
もう1匹のなみちゃんは、2019年7月にノミだらけで庭にいたところを保護しました。1カ月ほど別室で過ごし少しずつ慣らしたところ、同室にしてすぐに1号くんがイクメンになるほど仲良しに。そしてこのなみちゃんが、お兄ちゃんたちの仲を取り持ってくれつつあると言います。
ソレイユさんのお宅には、もう1匹、推定13歳の2号くんがいます。1号くんは2号くんを敵視していたので「1号くんが、なみを受け入れたのは私たち家族には奇跡!でした。子猫だったなみに対して父性が湧いたのか?!」と1号くんに驚きの変化が。さらに、なみちゃんが2号くんの部屋に遊びにいく姿を、ネット越しに怒らずに眺めるようになり「2号くんへの眼差しが前とは違うな、とある日気づいて。しばらくしてから思い切って1号くんも部屋に入れたところ、以前のようにいきなり飛びかかりませんでした。私が常にそばについていますが、1日何回か、なみと1号くんが2号部屋にお邪魔しています」と夢に見た3匹での記念撮影ができるようになったことを喜んでいます。
ソレイユさんはご実家では犬猫が飼えず、結婚したら家族に迎えたいと思っていたのだそう。現在は、保護センターにいたワンコのミリーちゃん(推定13歳)もいる大家族。日々の暮らしを愛情いっぱいにツイートされています。
今回話題になったストーブのツイートについて「ツイッター見るたびに、リツイートやいいねが1万単位で増えてゆくので、最初は嬉しかったけど、だんだんビビッていました(笑)。癒されたとコメントをくださる方がたくさんいらして、素直に嬉しかったです。同じような茶トラとシャム系の組合せが家族にいる方がお写真とコメントくださったり、中には虹の橋を渡った子たちにそっくりだと懐かしみ、喜んでくださったり。また同じようにストーブにぴったりくっついてる猫さんたちのお写真も! 私もコメントひとつひとつに癒され大変嬉しくありがたかったです」と話してくれました。