波動を上げると人生が好転する?アニマルコミュニケーションの“学び”から不思議な変化が…

アニマルコミュニケーションワークショップ受講体験記②

岡部 充代 岡部 充代

「ペットの気持ちを知りたい!」

 動物と会話するアニマルコミュニケーション(以下、AC)を学ぶ動機として、一番多いのはこれではないしょうか。私もそうです。愛犬は何をしてほしいのか、何をされると嫌なのか、痛いところはないか…それが分かればもっともっと幸せにしてあげられるはず!そんな思いでACのワークショップ(以下、WS)を受講することにしました。

→ワークショップ受講体験記①はこちら

 講師はハワイ在住のアニマルコミュニケーターShioriさん。霊感など特殊能力はなく“学び”によってACのスキルを身に付けた女性です。コロナ禍でもありWSはすべてオンライ開催。初級クラスは「ACとは?」という概論からスタートしました。

 ACは動物の思考や感情を『言語』ではなく『テレパシー』を使って受け取り、コミュニケーションを図るというもの。最初はこの『テレパシー』に引っ掛かりました。「それって、特殊能力なんじゃないの?」。でも、Shioriさんは断言するのです。「テレパシーは『虫の知らせ』や『直感』と言われるもので、誰もが持ち合わせている。もともとは使っていた能力だから、錆びついたアンテナを磨けば誰でも動物たちと話せます」と。

 では、テレパシーが使えるようになったとして、動物たちはどうやって伝えてくれるのでしょうか。その“回線”はいくつかあって、WSでは①思考、②視覚、③感覚などが紹介されました。①は動物が考えていることがまるで自分の思考のように浮かぶ、②は動物が見たものが映像として見える、③は動物が痛いと感じた部分が痛くなる、といった具合です。

 どの回線で伝わってくるかは人それぞれで、性格や職業などにも影響されるのだとか。たとえばACを行ったとき、動物の「〇〇が食べたい」という希望を「思考」として受け取る人もいれば、「映像」として見る人もいて、得手不得手はあるものの、ACを繰り返し行うことですべての回線を使えるようになるそうです。私は思考型の人間なので、最初は①で動物と繋がる可能性が高いのかもしれません。

 問題は「どうやってアンテナを磨くか」です。練習と答え合わせを繰り返すのが一番の近道らしいのですが、その前に自分の“波動”を上げることが大切なのだとか。なぜなら動物たちの波動は人間の波動と異なるので、“周波数”を合わせる必要があるから。そのためにできることをいくつか教えてもらいました。

 ①断捨離をする、②グラウンディング(地に足を着けて大地のエネルギーを受け取り、エネルギー的に自分を大地に接続する)を習慣化する、③エッセンシャルオイルやオルゴナイト、お守りなど波動を上げてくれるものの力を借りる、④感謝の言葉を口にする、⑤感動する・ワクワクする…本当はまだまだあるのですが、これらはすべて「無駄な努力と苦労を省く」ためにShioriさんが自身の経験から導き出した対応策。「生徒さんたちに失敗体験をしてほしくないので」と彼女は言います。

 整理整頓が苦手な私は①のハードルが最も高く、②もまだ「大地とつながった」ことを実感できませんが、他のものとあわせて日々の生活の中で意識し、取り入れるようにしています。すると、私自身に変化がありました。イライラすることが少なくなったのです。Shioriさんには「波動を上げると動物と繋がりやすくなるだけでなく、自己肯定感が上がって人生が好転する」と言われていました。イライラしなくなっただけで人生が好転したと言うのは大げさかもしれませんが、些細なことでイラついていた私にとって、この変化はとても大きなもの。教えてもらった行動や心掛けを継続することで、自分がどう変わっていくのか楽しみです。

 初級クラスではいくつかのエクササイズも行いました。先述のグラウンディングもその1つ。他には、Shioriさんが身近にあるもののイメージをこちらに送り、受講生がそれを受け取るというものなど。正直、私は何も見えませんでしたが、『ボディスキャン』というエクササイズでは少し不思議な体験をしました。

 ボディスキャンとは自分の身体を使って動物の身体の感覚(痛み、痒み、吐き気など)や感情を受け取るスキル。エクササイズは簡単に答え合わせができるように、動物ではなく人間の身体で行います。「まだ初級なのに、いきなりそんなことができるの?」。正直、半信半疑だったのですが、ある女性に対してボディスキャンをやってみると首の右側、扁桃腺のあたりに痛みのような違和感がありました。答え合わせの結果は…。

「扁桃腺が肥大しているが、手術するタイミングを逃してそのまま。しょっちゅう扁桃腺炎を起こし、冬は月に2回、夏でも1~3か月に1回、抗生剤を服用している」

 なんと!当たっているではありませんか!「いやいや、偶然でしょう」「その女性が適当に合わせてくれたのでは?」――そんな声も聞こえてきそうですが、疑っていては先に進めません。これからも波動を上げる努力をして、次は遠隔でのACにチャレンジします。

Shioriさん公式ホームページ https://www.achawaii.net/

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