新しいラズパイに「昔初めて使ったホームパソコンを思い出す」 キーボード一体型のフォルムが懐かしいと話題

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新しい「ラズパイ」が、なんか一周回って戻ってきた感じがするとSNSで話題になっています。そのフォルムはなんとキーボード一体型。昔初めて買ったパソコンに似ていて、懐かしかったりしませんか? たとえば…MSXとか、PC-6000シリーズとか。はたまた、コモドールとか、Apple2とか…。インターネット老人会の人たちの中には、往年の記憶を思い出しちゃった人もいるみたいです。

ラズパイと略して呼ばれることの多い、Raspberry Pi(ラズベリー パイ)は、イギリスのラズベリーパイ財団によって開発されているシングルボードコンピュータ。1枚のプリント基板の上にCPUや各種パーツが付けられており、実験や電子機器の制作などに活用されています。ただ、そのままの状態ではパソコンとして使うことはできず、各種周辺機器を用意する必要がありました。

このたび発表された「Raspberry Pi 400」は、キーボードに「Raspberry Pi 4」を組み込んで、ディスプレイやマウスをつないで手軽に使えるようにした製品です。クアッドコア64ビットプロセッサをそなえ、ワイヤレスネットワーク、デュアルディスプレイ出力、4Kビデオ再生にも対応しているといいます。インターネットや動画の閲覧、ドキュメントの作成や編集、プログラミング教育用のパソコンとして使うことができるそうですよ。

ネットでは、この商品のスタイルに「かわいい」「欲しすぎる」「これは便利そう。机の上がごちゃごちゃしない」という声があがる一方で、「昔のホームパソコンに先祖帰りしてる」と指摘する人も。その様子に過去の記憶が刺激され、「私が最初に使ったPCは…」「キーボード一体型PCといえば…」など、思い出のパソコン機種を紹介する投稿もみられました。

代理店の株式会社スイッチサイエンスのリリースによると、日本語配列キーボードや工事設計認証(いわゆる技適)に対応した日本向けの商品は、2021年以降に発売が行われる予定といいます。なお、ラズベリーパイ財団のホームページでは海外向けの商品が、製品単体70ドル、OS書き込み済みのmicroSDカード、マウスと電源などを付属したセットが100ドルで販売されています。

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