「この味がいいね」と私が思ったから今日はじゃこピーマン記念日…
どこかで聞いたような短歌風の文句だが、10月13日に「じゃこピーマン記念日」を宣言する全農(全国農業協同組合連合会)広報部のTwitter投稿が大きな話題となっている。
全農広報部のツイート
「「この味がいいね」と私が思ったから今日はじゃこピーマン記念日」
たしかに秋は春と並んでじゃこが美味しいシーズンだし、ピーマンの鮮やかな緑も夏の名残を感じさせて絶妙に視覚にうったえかける。「じゃこピーマン記念日ってなんなんだ…」と思いながらもついつい反応してしまうTwitterユーザーは多いようで、全農広報部の投稿に対して
「味付けが気になる…:( ´ω` ):」
「これつまみに一生飲めるな」
「これ、作ろう。絶対美味しいやつ。」
「そのジャコを ツナに変えろと言われたら それは単なる無限ピーマン」
などと数々のコメントが寄せられているのだ。
しかしなぜ10月13日が「じゃこピーマン記念日」になったのだろうか。その経緯を探るべく、全農広報部の中の人にお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):10月13日にじゃこピーマン記念日を宣言された理由をお聞かせください。別に語呂合わせとかになる日付でもないですよね…。
中の人:ちょうどピーマンとじゃこが冷蔵庫にあったからです。
中将:シ、シンプル!しかし、心の動きって案外そんなシンプルなきっかけが引き起こすものなのかもしれませんね。
宣言に対し「どんな味付けなんだろう」と気になっている人が多いようですが、味付けの配分をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
中の人:「砂糖、醤油=1:1」の比率を目安に、 お好みのしょっぱさに味付けするのがおすすめです。砂糖と醤油の代わりにめんつゆを使ってもよいかと思います。
中将:じゃこピーマンを美味しく作るコツってあるんでしょうか?
中の人:好みによって分かれると思いますが、ピーマンの食感を楽しみたい方はピーマンを大き目にカット、 じゃこピーマンをふりかけのように食べたい方はピーマンを細かく 刻むとよいかと存じます。
◇ ◇
「じゃこピーマン記念日」の由来は非常にシンプルでそれ以上にツッコみようのないものだったが、じゃこピーマンが魅力的であることに変わりはない。
なお全農広報部のTwitterアカウントは、今回ご紹介したじゃこピーマン以外にもさまざまな料理、食材について情報を発信中。お話をうかがう中でも「みなさんに、新米やサツマイモ、 柿など秋の味覚をたくさん味わっていただけたら嬉しいです」と語っておられたのだが、最近の投稿内容は秋めいていてとっても美味しそうだ。
ご興味のある方はぜひチェックしていただきたいと思う。