「美しすぎる!」レモンを使った、写真映えチーズケーキが話題…作った人に聞きました

万代 佳世子 万代 佳世子

 Twitterに投稿された、夏にぴったりの涼しげなレモンのレアチーズケーキの写真。「可愛すぎる!」「このままホールでいけそう」と、全国のスイーツ好きからコメントが殺到。1.8万リツイート、13.2万いいねがつきました。

 投稿したのは、現役のパティシエとして働きながら、家で作ったお菓子をSNSで発信しているReina(@1222Reina)さん。今回のケーキをはじめ、お菓子作りについてたくさんのツイートをされています。「話題にして頂いて、素直にうれしい!」と語るReinaさんにお話を聞きました。

──レシピはどのように考えるのですか?

スポンジやタルト生地については、昔の職場で学んだ作り方やいろんなレシピを見ながら、自分なりに配合を変えてオリジナルレシピを考案しています。

──作る際のコツはありますか?

すべての材料の温度、状態をなるべく均一にして混ぜることです。たとえば、柔らかくしたクリームチーズに、冷たいヨーグルトや生クリームを入れると冷え固まってダマができてしまいますから。

 また、フルーツタルトを切り分ける際に、上に乗せたフルーツがうまく切れずつぶれてしまうこともしばしば。Twitterでは「何の包丁を使っているんですか?」という質問のリプライも多く寄せられていました。

 これについては「高村包丁 15cm」を愛用しているというReinaさん。「切れ味が段違いに違います。たとえるなら、グレープフルーツやオレンジの皮が溶けるように剥けるので、ジャム作りなど果物をたくさん切るような作業もすぐに終わります。グリップ部分が濃い木目のデザインなのもかっこよくて気に入っています」。

 Reinaさんは、今回話題になったケーキのほかにも、見ているだけでもうっとりするような美しいお菓子を数多く投稿されています。

──お菓子作りやデザインについてのこだわりはありますか?

飾っているものは少なくてもきれいに見える、シンプルで清潔感のあるデザインが好きなんです。以前はケーキ屋さんのショーケースを許可を取って参考にさせてもらっていましたが、今は自分で応用できるようになりました。自分を表現できるところがお菓子作りの楽しいところです。きれいなお菓子を作れば、そのぶん自分も輝く気がします(笑)。

「私が楽しくかわいく」をテーマに、自分が作りたいと思うお菓子を作り続けているReinaさん。Youtubeでもレシピ動画を公開中です。

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