活きのいいプリンが入ったから…って、まさか…?魅惑的な「プリンの活け造り」が羨望の的

広畑 千春 広畑 千春

 コロナ禍の外出自粛で季節感すら忘れそうですが、春の旬といえばサワラに桜鯛、初鰹にアブラメなんかも…って、そんな想像を超えた驚きの“活け造り”がツイッター上で話題です。いわく「いいプリンの切り身が売ってたから」…って、全く意味が分かりませんが、その見た目は恐ろしく魅惑的。ツイ主さんに聞きました。 

 りんごぱい筋肉スタジオ(@ringo_fps)さん。今月19日にとお皿一面に並べたプリンの“活け造り”の写真を投稿したところ、これまでに5.1万リツイートと25.1万いいねが付くほど拡散。「活きのいいプリンですね」「いい照り。本当に新鮮なぷりん」「ちゃんと姿造り」といったリプに「〆たばっかなので」「地元産はより新鮮ですね」「プリンに敬意を払いました」 などと答えるやり取りも、この世知辛いご時世、心を和ませてくれます。

―なぜプリンを刺身に??ご経験があったのですか?

「いえ、今回が初めてです。最近特に暗いニュースや嫌な話題が多いので、1人でもいいから見た人が笑えるツイートをしたい、誰もやった事がない面白い事をしたいと考えていたときに、たまたま食べていたプリンを見て『よし、刺身にするか』と閃いた感じです」

―にしても、すごい包丁さばき。もしや料理人ですか?

「そんな急に褒められても…(照)。自分は料理人でも何でもなく、ただの会社員です。たまに魚の切り身を刺身にするくらいで…特段経験値を積んでいたという訳ではありません。あえて言うなら、YouTuberのきまぐれクックさんの動画で切り方を覚えたのかもしれません」

―身が柔らかくて、想像するだけで難しそうですが…どうやって作るんですか?

「切り方は、冷蔵庫から出したプリンをまな板にプッチンし、上から切り、皿に盛るだけです。ただ、切った後のプリンはプルップルしてて小さな子どものように言うことを聞いてくれません。なので包丁のお腹?の部分に緩急をつけてスッと乗せて、全身を使いながら皿に盛ってました(笑)。ポイントをまとめると、プリンと対話し、プリンに身を委ねるとプリンも身を委ねてくれます」

―な、なるほど。プリンと友達な感じですか…(さばくけど)。刺身にしやすいプリンの種類などはあるんですか?

「僕は○ッチンプリンしかやった事がないので、プリン事情はよくわかりませんが、ハードタイプの方が捌きやすいんじゃないですかね…(笑)」

 とのことでした。今回話題になったことについて「正直、自分ごときがバズったなどと申すのはおこがましいと思っており、『たまたま自分のツイートを見てくださった方々からの好評を多く頂く結果となった』としか思っておりません」と控え目に答えてくれた、りんごぱい筋肉スタジオさん。「多くのいいねやリツイート、リプを頂いたことはとてもありがたいことで、感謝もしております。結果として皆さんに笑って頂けたなら、自分もプリンも本望です」と話します。

 ちなみに、「最初はプリンの刺身を舟盛りにしようと思い、アマゾンで船を探しましたが途中でめんどくさくなって普通のお皿にしました(笑)皿はヤマザキ春のパン祭りのやつです」とも。そういえば、リプには「しょうゆを垂らすとウニのような味に」「炙りがオススメ」とのツウの食べ方も。このGW、ぜひおうちで旬のプリン刺し、どうですか?

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