育児の中でも体力と時間と精神力の勝負!といっても過言ではないのが「寝かしつけ」ではないでしょうか。とくに、3歳〜6歳くらいになると体力もどんどんついてきて夜の就寝やお昼寝など、「もう寝なきゃいけない時間なのに全然寝てくれない…」ということはありますよね。このままではお母さんが先に寝落ちしちゃいそう…ということもあるでしょう。そこで、筆者が実際に効果があった、入眠アイデアをご紹介します。比較的成功率の高い方法をピックアップしたので参考にしてみてください。
入眠アイデア1:ホットアイマスク
市販されている「ホットアイマスク」は大人でもついつい眠ってしまう優れものアイテム。商品によっては、花の香りや柑橘系の香りなど、いい香りもするので、我が子も大好きです。なかなか子どもが眠らないときには「ホットアイマスクするよー」といえば、喜んでベッドにいってくれました。着用直後は「いいにおいがするー」「あったかーい」とぶつぶつ話しているものの、アイマスクなので強制的に目を閉じなければならず、意外とすぐに寝入っています。
入眠アイデア2:絵のない本の読み聞かせ
我が子が年中さんのときは、眠れないときによく絵のない本を読み聞かせていました。子どもが小さいうちは、絵がないと内容を理解しにくいものですが、年中さんにもなると言葉だけを聞いて、ある程度想像できるようになってきます。なかでも、「エルマーとりゅう」のシリーズは絵が少ない(文章メイン)ものの、年中でも理解しやすい内容だったので、寝る前の読み聞かせに最適。絵本と違って、絵を見たがらないですし、「目を閉じてないと読むのやめちゃうよ」と言っておけば、きちんと目を閉じてリラックスした状態で聞いてくれます。
入眠アイデア3:プラネタリウム
ホームシアターのようなプラネタリウムは、一時期我が家の必須アイテムでした。心地よいメロディと、優しく天井を照らす星たちが子どもの眠りを誘うようです。最近は、単純に天井に星を映し出すだけではなく、絵本を読み聞かせるようなものや、キャラクターが音楽に合わせて動く商品もあります。子どもの性格や年齢に合わせて、適切なプラネタリウムを選んであげてください。
入眠アイデア4:足の裏マッサージ
子どもが年長になった今でもときどきやるのですが、足の裏のマッサージはいろいろな方法の中でもスムーズに入眠してくれることが多いです。特に、寒い時期やエアコンで部屋が涼しくなっていると、手の温かさを足裏に感じて心地よさを感じるのかもしれません。また、毎日保育園で走り回っているので、子どもながらに疲れを感じていることもあるでしょう。足の裏マッサージはそんな子供の特別な「リラックスタイム」になるといえます。
絵のない本を読みながらマッサージをしてあげたり、プラネタリウムをつけながらマッサージをしてあげるなど、他の方法と合わせて実践してみると、より効果が倍増します。
入眠アイデア5:思い切って就寝時間を30分遅く
「だめだ…何をしても寝ない!」というときは、思い切って就寝時間を30分ぐらい遅くして、開き直って遊んじゃいます。興奮しないように、絵本を読み聞かせたり、塗り絵をしたりして落ち着いて過ごせるような遊びをチョイス。「本当は寝る時間なのに遊べるなんて!」と特別な時間を過ごしているようで満足するのか、その後は意外とすんなりとベッドに入ります。そのうえ、眠気が強くなるのか、あっという間に眠りに就くことが多いです。
子どもの「寝ない」は工夫とアイデアで乗り越えよう
子どもの毎日の寝かしつけは本当に大変ですよね。根気強く添い寝したり、寝たふりしたり…と頑張ってみてもなかなか眠ってくれないと、お母さんも疲れてしまうものです。遊び盛りな子供であればなおさら「遊び足りない!」「まだ楽しいことがしたい!」と、就寝を拒否するので就寝時間がどんどん遅くなってしまうことが少なくありません。しかし、子どもの「寝ない」は工夫やアイデアで解決できることがあります。どうしても子どもの寝かしつけがうまくいかず困ったら、今回ご紹介したアイデアを試してみてくださいね。