加藤清史郎、7年ぶりの“映画初主演”でプレッシャー 『忍たま』とは別感覚

石井 隼人 石井 隼人
7年ぶり映画主演の加藤清史郎(C)2020 「#ハンド全力」製作委員会
7年ぶり映画主演の加藤清史郎(C)2020 「#ハンド全力」製作委員会

そんな気張りを察知したのか、クランクイン前日に松居大悟監督からメールが届く。「そこには“清史郎が殻を破って楽しむことがカギ。気負い過ぎずに楽しんでいこう!”というポジティブな言葉がありました。周りの方が気遣ってくださるくらい無意識のうちに肩ひじを張っていたのかもしれません」と恐縮する。

演じたのは、廃部寸前の男子ハンドボールに入部した高校生・マサオ。鈴木福(16)や醍醐虎汰朗(19)ら歳の近い俳優陣と部活を疑似体験するかのような関係性も助けになった。「春休みなのに学校に行っているような感じでみんなとワイワイ。撮影に入ってからも不安はありましたが、みんなが“そんなに難しく考えなくていいよ”と声をかけてくれて乗り越えることができました」とサポートに感謝する。

改めての“映画初主演”を経た加藤は「もともと緊張しやすい性格ですが、映像作品でここまでの緊張を味わったのは久しぶり。主演ってこういう事なのか!と思い知りました。同じ主演でも『忍たま乱太郎』のときとは別感覚です」。芸歴17年目の新たな発見は、俳優としての大きなステップになる。

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