えっ写真?写真よりキレイ!緻密過ぎる「梅田」のイラスト…隠しネタも満載と話題

広畑 千春 広畑 千春

「今回バズったことは、正直な感想は困惑という感じです。私としては製作途中のイラストをTwitterに投稿したつもりだったのでここまで反響を生むとは予想外で…。でも頂いたコメントはどれも暖かく『完成を楽しみにしています』や『頑張ってください』のような応援の言葉、また『写真より綺麗です』などは特に嬉しかったです。今後もこれに満足せず、技術の向上を目指して沢山のイラストを描き続けたいです」 

 と話してくれました。

 ハンカチさんは今24歳。ツイッターではこの作品以外にもリアル過ぎる電車の絵や、雰囲気ありまくりの風景画なども見られます。小学生の頃から絵が好きで、中学生の頃にインターネットを使うようになってデジタルペイントを知り、実際に移行したのは高校生になってからだそう。今のようなリアルタッチの背景を描くようになったのは、友人に勧められ、大ヒットした映画「君の名は」を見てからといいます。

 デジタルペイントを始めた当時はソフトやペンタブレットの扱いに慣れずに困ったことも。「最近では小学生でスマホを持つ時代なので、最初からデジタルペイントという方もいらっしゃると思います。個人的な意見ですが、デジタルペイントだけよりは鉛筆や絵の具を使って絵が描ける方が表現の幅は広いと思います」とハンカチさん。

 ちなみに作品としては「大きな部分を描いた後は細かい所の作業ばかりになるので、急激に進みが感じられなくなってモチベーションが下がってしまう」といい、ここからが勝負なのだとか。いかにリアルに再現するか線を加えたり、反射の光の具合にこだわったりと試行錯誤を繰り返しているそうです。

 まさに、「神は細部に宿る」。完成が待ち遠しいです。

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