マンモスなんていないから!カピバラは近所の川で泳いでないから!…動物園の間違い「あるある」15連発+α

茶良野 くま子 茶良野 くま子

 「バンビ、かわいい」とみんなをメロメロにするのは、シタツンガのメス。名前も見た目も「シカでシカない」割に、ウシの仲間。オスはさらに独特な色合いと模様、立派な角。「ジブリ映画に出てるやつ」とみんな喜んでくれます。確かに。

  レッサーパンダは、小さい子ほど「タヌキ」「アライグマ」とうれしそう。絵本に登場することが多いからと推測。大人は間違えない気がします。

 「ふれあい広場」では、ラマが、「アルパカかわいい」と褒められ、「モフモフ足らない」と残念がられています。アルパカの認知度が高すぎなのか、ラマの主張がまだまだ足らないのか…。

 カピバラは「近所の川で泳いでる」。それはきっと「ヌートリア」。カピバラよりは小さくて顔がワルな感じで、長い尻尾があります。もしホントに野良カピだったら、それ、事件です。

 最後に、ジャイアントパンダのタンタン。お尻を向けて寝ていても、ただ歩くだけでも「かわいい」と連発される王子動物園のトップアイドル。まん丸顔、小柄な体型、地面にお腹がつきそうな手脚の短さ(断言)ゆえか、初タンタンらしき方々からは「まだ子どもやな」。でもね、1995年9月生まれ、パンダ界では美魔女年齢なのです。

 動物を見ての楽しげな会話は微笑ましいものですが、あまりにずれていると教えてあげたくてウズウズ…全くの勘違いでも聞こえてくる話を信じてしまう人もいますし…。オカン(親しみを込めてこう呼ばれている副園長さん)も、「間違った情報が上書きされていきますからね…」。やっぱり正解をお伝えしたい…。どうしたらいい!?

 と、「チャウチャウちゃう」みたいな話ばかり挙げてきました。約130種もの動物がいる王子動物園ですが、マンモス、クロヒョウ、チーター、シカ、アザラシ、ハリネズミ、ミーアキャット、アリクイ、タヌキ、アライグマ、アルパカは、おりません。どこがどう似ていて、何が違うのか。どうぞ皆さま、ササッとググってご確認を。間違い情報も流れていますのでご注意ください!!

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