シルバニアファミリーがブラック求人の見分け方を指南 皮肉たっぷりの「裏読み」に共感者続出

佐藤 利幸 佐藤 利幸

企業の求人広告にこんなフレーズがあったら要注意? シルバニア大使さん(@sylvanianwriter)が11月30日、Twitter上に「#大人のシルバニア」とハッシュタグをつけて「ブラック求人の見分け方」と投稿した。

シルバニアファミリーといえば、女の子が欲しいおもちゃランキングの上位に入る常連で、モフモフな小さなウサギさんなどが専用の家や家具と一緒に売られている人気商品だ。かわいいキャラクターたちが、ブラック企業の求人フレーズにバッサリとメスを入れていることで、そのギャップの大きさもあって話題を呼んでいる。

4枚の写真ともに、投稿された求人フレーズは
「がんばりに応じた給料!」→無茶なノルマ
「アットホームな職場です!」→帰れない
「プライベートも全力投球!」→プライベートにも干渉してくる
「若手中心の活気ある職場です!」→すぐ辞めるからベテランがいない
で、それぞれ「深読み」「裏読み」をするテロップを付与している。

これには共感する意見でリプ欄があふれかえっていた。
「これ元職場!!笑」
「2つ前の職場がまさにこれ。1年で無事離脱できてよかった」
「人材畑出身ですが、全て合ってます」
「修羅場ニアファミリー」

さらに、ブラックな求人フレーズとして「休日は職場の仲間達とBBQ!(休日に転職活動をさせない)」「経験豊富なベテランが支えます!(厳しすぎて若手が殆どいない)」などと実体験?をもとにフレーズが追加され盛り上がっていた。

“作品”を投稿した岡崎市在住のシルバニア大使さんもかつて実際にブラック企業に勤めていた経験があるという。「給与明細すら発行しないところに勤めていた経験があります。さすがに通報しました」と話した。そして、投稿が多くの共感者をよんだことに「心中お察しします」と理解を示した。

もうすぐ2歳になる男児の父であるというシルバニア大使さん。てっきりシルバニアファミリーは子ども用かと思いきや「自分用です。買うたびに嫁に納豆の刑に処せられます…」とあくまで本人用。「大人のシルバニアに触発されました。シルバニアは持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃあない、強力なツールなんですよ。ツールは活用しなきゃ。高い金出して買ったのはそのためです」とただの“おもちゃ”ではないと力説した。

シルバニア大使さんはこのブラック求人のネタ以外にも、「インフルエンザの予防接種解説」「万引きの実態」「知っ得!生活の知恵」などシルバニアファミリーを駆使した多くの“作品”をTwitterで発信している。

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