かわいすぎて食べれない! 香川の名産で発見したまぬけポケモン、実は県下で大活躍していた

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 「高松で買ってきた和三盆ヤドン、外装だけと思ったら中身までヤドンでかわいい」とツイートしたのは、神乃木リュウイチ(@kaminogi)さん。笑ったヤドンが、口どけのよい高級和菓子になった画像に「可愛くて美味しそう。でも、勿体なくて食べづらいかも」「休日のおやつに心からのんびりできそうだ」と話題になっている。

 和三盆とは、香川県の東部(東讃)の限られた地域で生産されている、200年以上続く讃岐古来の伝統的な産品で、口どけのよいやわらかな食感と、温かい甘みを持つ上質な砂糖のこと。季節の花や和の伝統的なモチーフでかたどられることが多いが、こちらは「うどん県PR団」に起用されたヤドンの和三盆のお干菓子。箱のなかにはヤドンのほか、モンスターボールやうどんも入っている。

 実際に購入された神乃木さんにお話を聞きました。

 ──こちらはご自身で食べるために購入されたのですか?

 お土産として購入しました。和三盆が香川県の名産であることと、飛行機で持ち帰る際にかさばらなさそうで、小さくてキャラがかわいらしかったので選びました。ちなみに「琴弾廻廊」(香川県観音寺市)という温泉施設で購入しました。温泉の敷地も非常に広く様々な種類の風呂があり、温泉に入ったあとも和室でゆっくりくつろげる良い施設です。

 ──お味はいかがでした?

 1箱余ったので食べましたが、普通の砂糖菓子と違って和三盆特有の上品な香りと味わいが混ざりあい、見た目だけでなく和菓子としても十分に楽しめる味でした。緑茶と一緒に食べるととてもリラックスした時間を過ごせます。

 ──なるほど、もらったらきっと幸せですね。香川県にはよく行かれるのですか? 

 今年は2回行きました。うどんと「一鶴」の骨付鳥を食べるために時々出かけています。両方とも現地でないと味わえないもの(一鶴は近くにもあるが味が違う)だからです。

 ──へぇ、一鶴の鶏の違い気になります(笑)。香川県とヤドンのコラボはご存じでしたか?

 知っていました。もともとはエイプリルフールのネタとしてツイッターに流れてきたように記憶していますが、その後も本当にコラボしたことを知って驚きました。

 ──3.4万いいねがつきましたが、感想を教えてください。

 みんなヤドンとポケモンが大好きなんだなと実感しました(笑)。

 そもそも和三盆に、まぬけポケモンで知られるヤドンが登場したのは、うどんと語感が似ているヤドンが「うどん県PR団」に起用されたため。10月からは、県下のうどん店で、ヤドンのイラスト入りの揚げがトッピングされたさぬきうどんも提供されている。「ヤドンのしっぽのように旨みが染みこんだお揚げ」とのことで、2020年1月31日まで、200円(税抜)でトッピング可能です。

 そして香川県内は、いまやヤドンのパラダイス。「ポケモン マンホール」として県内16カ所にヤドンの「ポケふた」(マンホールのふた)が9月に設置されたという活躍ぶりだ。県とポケモン(本社:東京都港区)との協力関係は、2015年春にさかのぼる。神乃木さんもご存じのように、この年のエイプリルフール企画として「瀬戸内海の無人島で極秘に飼育していたヤドン800匹が逃げ出した」という内容の「うどん県新聞 号外」を県観光サイトで公開。目撃情報を募るなどし、反響を呼んだ。

 2018年4月には、ヤドンと県産品のコラボを発表。この和三盆のお菓子や、さぬきうどんなどのコラボ商品の販売がスタートした。こうした実績により、県と同社は同年12月、「地域活性化に関する連携・協力協定」を締結。浜田恵造知事からうどん県PR団に任命されたヤドンは、「県産品や観光地の魅力をしっかりPRしていきたいやぁん」と通訳を通じて意気込みを語ったという。

 今回、地域活性化の振興にもなればと「和三盆ヤドン」のことを教えてくれた神乃木さんは、友人らと旅行や写真をメインテーマにしたブログサイトを運営中。香川県に旅行したときの記事もアップされています。てか、めっちゃうどん、食べてますやん!

「うどん県×ヤドン   ヤドンパラダイス in 香川」 https://yadon.my-kagawa.jp/

「TEAM EX NOTES」 https://ex-notes.com/articles/5302

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