スムーズに仕事をするためには、円滑なコミュニケーションは不可欠です。でも、中には断るきっかけを作れないまま、モヤモヤしてしまうこともありますよね。大人だし、今さら人には聞けない…。そんな悩みに、ハイヒール・リンゴがスパッと答えます。
≪お悩み≫
職場で四六時中しゃべり続ける同僚や上司がいます。こっちは忙しいのに、べらべらと話しかけられ、仕事に集中できません。コミュニケーションを取っているつもりかもしれないので、あんまりむげにもできず、うまいかわし方はありませんか?
≪ハイヒール・リンゴの回答≫
私も、すごく話好きな先輩芸人さんに、よく話しかけてもらいます。私はその方が大好きですし、面白いだけでなく政治経済にも造詣が深くて勉強させて頂けるので、いつも「そうですね」「すごいですね兄さん」と聞いていたのですが、一度だけ、その話の内容がどうしても納得できないことがあって「そうは思わへん」と言ったことがありました。先輩はハトが豆鉄砲食らったような顔で「そうか…」といって悲しそうに去って行かれました。
先輩のそんな表情を見たのは初めてで、傷つけてしまったかな…と思ったのですが、職場でも心のこもらない相づちを打っていると、相手にも伝わります。それよりも、聞くときはちゃんと聞いて、忙しくて聞く余裕がないなら「今はちょっと立て込んでいるんですが、これが終わったら続きを聞かせてもらえますか」などと、マイルドに忙しいと伝えてみては。
プライベートの友人関係なら、「後で」と言うと角が立つかもしれませんが、仕事のできる先輩や上司なら分かるはずですし、分からなければ、言葉は悪いですが、よっぽどバカ。きっと、その上司や同僚も話好きなだけで、ちゃんと伝えれば「そっか、ごめん。ほなまた声かけて?」となると思います。あなたがすごく悩んでいることを、相手は気付いていないことも多いですし、正面から伝えてみてはどうでしょう。
結論:「仕事が終わったら聞かせて貰えますか」などマイルドに伝えて