首に掛けるコードがなく、耳に直接着けるワイヤレスイヤホンが人気ですね。ただ、駅や電車内で落とす人が多く、鉄道会社の悩みの種になっているというニュースがありました。
私も何気なくコードのあるイヤホンを使っていたのですが、マネジャーにおっさんみたいですよとからかわれワイヤレスに変えました(笑)まだ落としたことはありませんが、簡単に想像できるし、実際に線路に落として駅員さんに訴えている人を見たことも。乗り降りに慌てていたら耳になんて注意が向かないもの。鉄道会社の悩みもうなずけます。
私の旦那さんはラジオ局で常に片方イヤホンをして仕事をしていたんですが、片方ばかり着けていると、やっぱりその耳の聞こえが悪くなるようです。年齢もあるのか、家のテレビの音は大きいわ、私が何か小言を言っても聞こえていないわ…とため息をついていたら、先日朝早く、むっちゃ小さい音でテレビを観ていたんです。「え?聞こえるの?ってことは小言が聞きたくなかっただけ?!」とツッコんだ私に、旦那さんは慌てて「朝は聞こえる!」という珍回答(笑)
話が脱線しました。だからというわけではありませんがワイヤレスイヤホンも着けっぱなしはやはり危険だと思います。業界団体の推計では日本の推定難聴者は1900万人を超えるとか。70歳を超えると半数が難聴になるそうですし、若い人でも「スマホ難聴」が増えているそう。
となると補聴器の出番なのですが、世の中のイメージはまだまだ「お年寄り用」。私も白いワイヤレスイヤホンを着けていて「とうとう補聴器ですか」とまたマネージャーに言われ、「違うわ!」と言い返しました(苦笑)どうしても私たち以上の世代は補聴器を他人に気付かれるのが嫌という気持ちがあるんです。先輩の一人は補聴器に「軽自動車ぐらいかかってる」と泣き笑いしてましたが、高級品であればあるほど、外から見えないよう作られています。
ところが最近登場した、アクセサリーのように華やかに飾られた「デコ補聴器」、これはまさにコロンブスの卵! 言われてみれば、メガネも今やおしゃれアイテム。補聴器だって見た目はワイヤレスイヤホンと変わらないし、おしゃれにすれば着けるのを楽しめて、何より隠さなくていいから気持ちがラク!と早速周りに勧めてみましたが反応はイマイチ。
確かに、若者世代から見たらかわいいけれど、実際に使う世代からしたら、ちょっと派手で恥ずかしいかもしれません。「これからは見せる時代」には大賛成なので、もう少し「地味なデコ」から始めましょうか。