憧れの「マンガ肉」にかぶりつきたい! 「専用陶器製骨」考案者が普及協会まで設立

広畑 千春 広畑 千春

 よくもまあ、講師の先生も他の生徒さんも許してくれたものだが、「作っているうちに、よりいい物を作りたくなって…」と川井さん。厳密には「ジョーク商品」で食器や調理器具ではないが、「お弁当サイズがあれば、ヒーローになれるのになあ」という声を受け、当初の25cmサイズだけでなく、フライパンに入りやすい18cm、お弁当用の10cmと3サイズ展開に増やし、より丈夫にと心掛けるほか、コラボ企画も続々進行中という。

 というわけで「本業が何か分からないぐらい。もう確定申告は『骨屋』と書いた方がいいかも」と言うほどホネ漬けの川井さん。「これだけ多くの方に刺さるなんて。マンガ肉は最強の『飯テロ』で、かつ、全国いや全世界でも共通のアイコン。ただ世代によって微妙にイメージは違う。せっかく専用陶器製骨を作ったし、肉にとどまらずベジタリアンでも甘党でも楽しめるよう、もっとマンガ肉の可能性を広げられたら」と、先月「マンガ肉普及協会」を“設立”した。

 といっても、現状はサイトも会員規約もなく「好きな人が勝手に名乗って勝手に楽しんでもらう場」。とりあえず川井さんは、会長としてギャートルズっぽいマンガ肉の断面を作るバラ肉の巻き方や、オーブンでの焼き方、煮込みなどアレンジ料理を、レシピサイト「クックパッド」や「#マンガ肉普及協会」としてツイッターに投稿しており「これは!というのが出来たらぜひ教えてください!もちろん、うちの商品を使わなくてもOKです笑」とアピールする。

 食欲の秋、秋の夜長。どうでしょう。夢の肉、究めてみませんか?

 マンガ肉専用陶器製骨Lサイズ2800円、Mサイズ2300円、Sサイズ2本組1500円(税込)https://garada.base.ec/

 川井さんのツイッターアカウントは、巨四郎 a.k.a K4R from ガラダ堂(@garada_k4r)

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