楳図かずおが奇跡のハロウィーン・コラボ! 和歌山の柿で「グワシ!」ならぬ「グワキ」?

黒川 裕生 黒川 裕生

「漂流教室」や「まことちゃん」「おろち」「わたしは真悟」「14歳」など、漫画史に燦然と輝く数々の傑作で知られる漫画家の楳図かずおさんと、なんと、(なぜか)和歌山名産の柿とがコラボした衝撃のキャンペーンが始まり、そのただならぬインパクトに注目が集まっている。オリジナルのステッカーを貼った柿を持ち、まことちゃんの「グワシ!」ならぬ「グワキ(柿)!!」ポーズを決めてInstagramに投稿すると、抽選で楳図さん監修のオリジナルデザインTシャツ(もちろんボーダー柄、最高!)が当たるらしい!ギャーッ!!!!!!!

主催するJAグループ和歌山は、ハロウィーンのイメージであるオレンジ色のカボチャではなく、「同じオレンジ色ならばこれでもよかろう」と名産の柿を新アイコンとした「KAKI HALLOWEEN」キャンペーンを数年前から実施している。今年は和歌山が生んだ巨匠楳図さんに協力を依頼し、インパクト抜群のポスターとステッカー、Tシャツのデザイン監修をしてもらったという。

楳図さんは1936年、和歌山県北東部の高野町生まれ。幼少期から20代で上京するまで過ごしたのは隣の奈良県五條市だが、出生地である和歌山(の柿)への愛着も大切にしているといい、依頼を受けた理由についても「和歌山出身なので昔からよく柿を食べていました。今も、地元の友達が送ってくれる柿が楽しみ。和歌山の柿は日本一美味しいと思っています。ぜひ全国の皆さんに食べて欲しくて、引き受けました」とコメントしている。

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