農機具 meets 銀河英雄伝説!? 広告に溢れる社長のサブカル愛が半端ないって!

黒川 裕生 黒川 裕生

田中社長らは2011、12年の2年間、頻繁に東北の被災地に入り、支援活動に携わった。東京電力福島第一原発事故による風評被害に苦しんでいた宮城県気仙沼市の水産加工業者のため、商品の安全性をアピールする動画を制作、公開したところ、商品が売れて大変喜ばれたという。

「自分の作った動画で人が元気になり、喜んでくれるなんて」と胸を打たれた田中社長は、それまで「自己満足」で取り組んでいた自社の動画も「もっと本気でやろう」と決意。徹底的に凝った手作りの衣装やモノマネでキャラになり切った上で、農機具のPRに全力を注ぐようになった。その熱い気持ちがこもった動画を見て田中社長のファンになる人も少なくなく、子どもたちが「社長に会いたい」と県外から訪ねてくることもあるという。

今後、このコスプレ広告はどうなるのか。実は田中社長、Twitterで話題になる前から、もともと今回の銀英伝で“卒業”するつもりだったらしいのだが、取材が終わる頃には「まだやり残したキャラがある」「許してもらえるならやりたい」と含みを持たせた。いずれ、また斬新な農機具ワールドにお目にかかれる日が来るかもしれない。

■いろいろ面白い田中機械株式会社の公式サイト

 http://tanakakikai.com/

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