都会ではタピオカを売る店が増えている…
相変わらず人気のタピオカドリンク。でも、あれ1杯に何百円も出すのはちょっと…といまだに尻込みしている人も少なくないのでは。そんな中、全国にローソンストア100を展開する株式会社ローソンストア100(東京都品川区)が4日、とうとうタピオカミルクティーを100円(税込み108円)で発売しました!気軽に飲める、という意味ではこれ以上ないレベルのタピオカドリンクを早速飲んでみタピた。
容器はやや小ぶりで、内容量は180ml。パッケージのデザインは、一見するとなかなか本格的な印象です。店を出て、とりあえずインスタ映えを意識した写真を何枚か撮りました。タピオカの楽しみ方は、本当にこれで合っているのでしょうか?タピオカ素人の私には何もわかりません。
憧れの太いストローを挿して飲んでみると、香り高いミルクティーと共に、つぶつぶのタピオカが口の中に飛び込んできます。ぐにぐにと噛むのもよし、噛まずに飲み込むもよし。同社の商品開発担当者によると、タピオカ人気の高まりで世界的にも原材料が品薄となったため、タピオカの確保には大変苦労したそうです。本当にありがとうございます。
実は今年の3月頃から、タピオカミルクティーの商品化を目指して開発を進めていたという同社。専門店でおおむね500円以上、スーパーやコンビニでは150~200円程度という価格帯に対抗するため、パッケージデザインの色数を絞るなどして容器のコストダウンを図り、どうにか税込み108円を実現したとのこと。担当者は「ミルクティーそのものの美味しさにもこだわり、インドのアッサム茶葉を採用して納得のいく味に仕上げました」と胸を張ります。
100円タピオカは、全国のローソンストア100(790店舗/2019年7月末現在)で販売中。
■ローソンストア100 http://store100.lawson.co.jp/
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あとこれは完全に余談ですが、東京新聞の連載をまとめた「戦後の地層」には、タピオカと戦争との知られざるかかわりが紹介されていて非常に興味深いです。
■現代思潮新社 「戦後の地層 もう戦争はないと思っていました」
http://www.gendaishicho.co.jp/book/b222248.html
■東京新聞のウェブサイトでも読めます
https://www.tokyo-np.co.jp/hold/2015/Postwar70th/sengonotisou/CK2015072602000135.html